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地域猫・TNRのすすめと方向性 [地域猫]

本日のタイトルはちょっと堅苦しい感じですが全然そんなことないので興味のある方は読んで下さいね。


こちらは絶版になってしまったためこういう形でしか手に入りませんがとても参考になるいい本ですので掲載しておきます。
時代はだいぶ変わって猫を取り巻く人間達の方も考え方や生活も変わってきてはいますが、やはり基本は一緒だと思います。いつになっても改善できない部分は困ったもんですが、やり方とか意味とか基本を把握していれば野猫達とも上手くつきあっていけると思います。


さて、最近の相談とか依頼を聞いているとほぼ同じだということを感じます。
1・・・・庭に来ていた猫に餌をやっていたらそのうち仔猫を連れてきた、何とか手術して親猫はその場に返し、仔
    猫は里親募集したい。
    駐車場や畑、天井裏等場所はさまざまですが例としては同じです。

2・・・・あちこちにいる野猫(私はのらという事をあえて使いません)に餌をやる場合文句を言われてしまうので
    びくびくしてやっているがそれが非常にストレスになっている。何とか餌やりをゆっくり落ち着いて出来るよ    うにしてほしい。

3・・・・相変わらず河原うあ駐車場に捨てて行く人がいるが注意したくても夜中が多いのでできない、環境省の
    ポスターとか張り紙などで注意を促せないか、または禁止と強くできないか。

だいたいこの3つにしぼられているように思います。

1番の問題は何で増えちゃうの?これだけ手を尽くして去勢避妊の手術を皆で頑張っているのにです。
3番の問題のように捨てて行っていってしまう子から増える、あるいはそういう知識がなかったり、絶対手術は反対自然に任せるのが理にかなっているんだと主張する人がいて手術をしない飼い猫から増える(完全室内飼いにも反対なので外に出してしまうため)
しかし、増えても手をこまねいているだけでなくこうして何とかしようという人たちがいるので本当に何とかしたいです。y(^ヮ^)y ということで地域猫の活動が役に立つ訳ですが、まだまだ一般には理解されていませんよね。
啓発啓蒙と言う事でも行政にこの場合保健所ですが、地域猫とはと言う事で広報誌等を使ってあるいは回覧板等でもいいので市民のみなさんに読んで貰って理解してもらう方向に行って欲しいです。
私たちボランティアがいくら頑張ってもなかなか声に耳を傾けてくれないので、動物病院とか保健所市役所等に簡単なパンフレットを作っておいてもらうのも好いですよね。
手術をした猫はその子一代で終わります。不幸な仔猫(カラスの餌食になったり、交通事故にあったり、心ない人間の虐待にあったり)を増やさないで済みます。
また、仔猫たちは里親募集をして一定期間が過ぎたら5カ月以上ですが、手術をしてこれもまた増やさないようにします。この場合一時預かりさんがとても大切になってきます。今手が足りませんので協力していただけると助かります。
それぞれのやり方でお任せしますので愛情を持って里親さんにわたすまでの間お願いしたいです。

2番目の問題はこれはやはり理解のない方が苦情を言う事からおこるのだと思います。喧嘩やもめごとは起したくないと餌やりさん達は非常に神経を使います。お掃除もしています。身を削り、お金を使い時間もかけて本当に大変な思いをして一人で数か所を担当しています。
年配の方が多いので健康上も無理をされています。それにも関わらず餌をやるのは猫の命を考えてのことです。そこらへんもご理解いただけるような手立てはないか、と言う事です。

3番目は法律違反なので罰金がとれます。見つけたら即通報できるはずです。
警察に頑張って貰う事ですが、折角ある法律を使ってほしいと思います。
この点は前からどうにかしたかった事なのでまた皆で相談しようと思います。

嫌いな方も好きな方もボランティアさんもそうでない人も皆にかかわってくる大きな問題なので少しでも円満に解決できたらいいと思います。またそのお手伝いができたらいいなぁと考えています。
何か良い知恵、または協力して下さる方がありましたらメールフォームよりお願いします。

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