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一般の方の保護猫の事(=´∇`=) [保護猫]

わたしたち、こちら肉球クラブでは市民の皆様の相談に乗っています。
地域猫や野猫問題は常にあって、終わることはありません、一つ解決すれば次、何とかうまくいくようにまとめるとまた次、高齢者の方、猫好きの方、何といっても最近の傾向は市民の皆様がいろいろと知識を得ていてご自分で何とかしたいとお考えになっていることですが、さらに一緒にお手伝い協力、口添えなどすることで、猫達の問題がスムースに運ぶことができます。そんな中、去年の夏ころ一通のメールが来ました。こちら肉球クラブの譲渡会で猫の家族になってくださった里親さんからでした。
その時のメールを掲載させていただきます。(昨年というのは2013年です)

「昨年の譲渡会でましゅまろを家族にさせていただきましたI です。お変わりなくお過ごしのことと思います。
我が家にやって来るのらちゃんのことで何か良い手立てがないかご相談があってメールいたしました。
ここ最近、以前から気になっていたのらちゃんが玄関先にやって来るようになりました。雄で年齢は4歳程度ではないかと思います。娘の話によると人様のお宅で飼われていたらしいのですが、今はおそらくのらちゃんです。春先辺りに縄張り争いに巻き込まれたのか両耳の後ろを負傷して、以来治る気配もありません。免疫力低下も考えられます。出来れば保護してあげたいのですが、ご存知の通り我が家にはましゅまろがいます。のらちゃんであるゆえどう手出しして良いのかも迷っています。ご返事いただけると幸いです。

次の3枚の写真は去年の8月頃の物です。
とてもひどい傷口なので見たくない方はスルーしてください。










仮の名前はそら君です。

伊藤さん保護の子2.jpeg

伊藤さん保護の子.jpeg

伊藤さん保護の子3.jpeg


そして、これに対してはすぐに治療をしてほしいことをお願いしました。
そのあと次のようなメールが来ました。(2013年8月の5日です)

「先日は早速にお返事いただきありがとうございました。
5日に動物病院へ連れて行きましたところ、耳ヒゼンダニにより相当痒かったのか耳の後ろを掻きむしった痕であること、シラミが付いていることもわかり、取り急ぎ2週間効果のある抗生剤を注射し、ダニの駆除薬を今日首すじに付け、あさってにシラミの駆除薬をやはり首すじに付けます。
この子を何とか保護してあげたいのですが、ましゅまろもコロナウイルスのキャリアでもあり私では無理であろうと思い、肉球くらぶを頼りにメールいたしました。仲間で里親に家族として迎えていただくまで保護をしていただける方はいらっしゃいませんでしょうか。
のらちゃんである故に、今のところ私のところでごはんを食べては外へ、ということを繰り返していて何を食べているのかお腹の具合も心配ですし、せっかくのクスリ投与が無駄に終わらないようにしてあげたいところです。出来れば早めに保護をしてあげたいところです。もし直ぐにでも保護していただける方があれば、2週間後の抗生剤注射は私が出向いて受けさせます。」

この時すでにこちらの一時預かりさんたちは手いっぱいでしたので申し訳ないですがそこで世話をしてほしいということでお願いしました。それに対してIさんはこのようにお返事くださいました。

「お忙しいところ返信いただいて本当にありがとうございました。
のらちゃん歴が長い割には警戒心があるような無いような子です。今後のことはまだ悩んでいます。今は体の状態をなるべく穏やかにさせてあげたいと思っています。確実に保護出来る自信もないのですが、出来れば去勢術を受けさせらまで漕ぎ着ければいいと思っています。その後もし里親を募集出来るまでになりましたら、またご助言をいただけたら嬉しいです。


年も明け、その後心配はしていたのですが、今日になって新たにメールが届きました。

「お変わりなくお過ごしでしょうか?
4月が来ると、まろが我が家に来てまた一年経ったなぁと、2年前の譲渡会を思い起こします。
ましゅまろは2歳と7ヶ月くらいの子になりました。毎晩娘か私の布団に潜り込んで寝入り、朝までぐっすりと眠って、1日3食食べて....普通に穏やかに過ごしています。ここしばらくゴハンの相性が悪いのか食欲を落としてしまい、アレルギー食を取り始めました。以前のドライフードの形状もまろには合わなかったのかもしれません。何せちっちゃなお口で食べるのもどちらかというと下手で。今は小さな粒状のものになり一生懸命に食べています。
ところで昨年8月に見るに見かねて保護をしたノラちゃん。病院に連れて行き抗生剤を投与していただいた後は我が家へ来るようになりました。最初は我が家にゴハンを食べに来るだけ。寒くなる頃は夜だけはわがやの車庫で眠り。雪が降るようになってからは離れのお部屋に温かい寝場所を作ったところ、我が家周辺を行動範囲にして過ごすようになりました。冬を機に室内で過ごすことを覚え、半年が過ぎた3月に繁殖を避けるために去勢手術を受け取りました。以来外に出ることなく完全に室内で過ごすように。ノラちゃん歴が長かったのでいま回虫駆除をしていますし、これから血液検査をしたり予防注射をしたりしないといけませんが、ここを終の住処として老年期を過ごしていかせようと思っています。
名前はそらと言います。ましゅまろはまだ若いせいもあり興味深々の様子ですが、そらの健康状態が良好とは言えないので別部屋暮らしです。」

とても元気になった様子です。

伊藤さん保護.JPG

伊藤さん保護2.JPG

Iさんありがとうございました。この子が元気になったということ本当に感謝しています。m(_ _)m
掲載の許可をお願いしたところ

「そらを実際に見かけていたのはもう3年以上前でした。昨年夏に両耳の後ろを掻きむしったひどい状態が保護するきっかけでした。耳ダニ、シラミも酷かったし、多分あのまま放っておいたら今は生きてなかったように思います。今は耳ダニもシラミもなくなり、ボサボサだった毛並みはツヤが出てきれいに柔らかくなりました。一番の変化は何と言っても目つき。鋭さがだいぶ減ってきましたからね。おかしいのは、掃除機を見るとしゃーしゃー言って威嚇していること。まろはそんなもの見たって全く関心ないのに、やはりノラちゃん歴が長いことを想わせます。
人間に近いところにいたのは確かなので、ある意味人間慣れもしていたことが半年で慣れた要因だったと思います。おそらく何の病気も持っていないとは言えないかもしれませんが、少しでも長生きしてくらたらなぁと思っています。」

幸せになって、I さんのお宅で暮らしているましゅまろちゃんです。とってもおちゃめさんですね。

ましゅまろちゃん2015・4.jpg

ましゅまろちゃん2015・4・8.JPG

ましゅまろちゃんもそら君もそれぞれI さんの優しさに包まれて幸せに暮らしています。ありがとうございました。

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それから、皆様にペットと一緒の泊まれるペンションのご紹介をしたいと思います。

特派員Wさん、(ドラセナ・フレグランス君と茶丸君の飼い主さん)と迷子のまるこちゃんの飼い主さんNさんが行ってこられたということです。ご紹介いたします。

Happy Pads・・・・・・妙高市にあります。素敵なペンションです。犬と猫もOKなので連休などに行ってみてください。

看板犬たちにも会ってきてください。\(^▽^)/

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下の記事のチワワちゃんですがこちら肉球クラブで犬を担当するメンバーさんに初めて預かってもらうことになりました。Hさんのお宅で引き取ってお世話します。里親さんを募集中ですので是非お問い合わせください。Hさんのお宅にお見合いに行っていただきトライアルという流れになります。

7才チワワ.jpg


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