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地域猫という選択 part2 と里親様からの近況写メ [近況写メとお知らせ]

ジョウ君とモールちゃんが、4月22日の和猫本舗でのイベント地域猫活動の説明会にいらして下さった地元の方の目に留まり、トライアルという事になりました。そして2週間待たずに正式譲渡となり契約書にサインしていただきました。

そしてさらにうれしい近況写メも送ってもらいました。

ジョウとモール里親さんの家で.jpg

モールちゃん息子さんの隣でくつろぐ.jpg

頂いたメールをそのまま掲載させていただきます。↓

「その節はお世話になりました。遅くなってしまいましたが、お譲り頂いた猫ちゃん達の様子をお送りします。
だいぶ生活にも慣れて元気に走り回っています。相変わらず二匹は仲良しで、一方が見えないと鳴きながら探し回ったりしています。
息子も弟と妹ができて、何だかんだと世話をやいたり抱っこしたりとても可愛がっています。
まだまだ大変なこともありますが、家族が増えて楽しい毎日を送っています[exclamation]

ジョウ君はムック君に モールちゃんはミックちゃんと改名されました。
のんびりくつろぐ2匹の姿に本当にうれしく思います。
ワクチン代の足しに次の子達にお使いくださいという事でご寄付頂きました。助かりますありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。m(__)m
Kさん、どうぞ末永くよろしくお願いします。

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さて、下の「地域猫という選択」という記事の第2弾として続きを書きたいと思います。

ブログを読んでくださっています知り合いのYさんがこんなメールを送ってくれました。

「私は本当のことを言うと猫の避妊には諸手を挙げて賛成というわけではないのです。今問題になっている「優生保護法」。私たちが猫にしていることは、あれと同じことなんですよね。人間の都合で、動物としての自然の摂理を勝手に奪っているのですから。ありえない話ですが、将来地球が「猫の惑星」になったら、人間は完全に有罪ですよ。日本は少子化で子供を増やせと言っています。では他の動物は? 人間の行いで数が減ってしまった動物は希少動物と言われ、保護して数を増やそうとし、増えすぎてしまった動物は適正な数にしましょうと駆除される。この世界で一番偉いのは人間ですか? この世界の支配者は人間ですか? 本当に人間って自分中心で身勝手で傲慢な生き物です。私の理想は生まれてくる全ての命を祝い受入れ、すべての動物が共生・共存する世界です。まるでユートピアですね。夢の夢です。現実的に考えると今の日本では、今ある命を守るため、そして望まれないで生まれてくる命が増えないよう避妊するしかないんですよね。そうしても守れない命はたくさんあるのですが……。辛くて切ない現実です。」

この事は私も含めメンバーも皆同じように考え、思っている事です。
地球に生まれた同じ命、その差は全くないはずです。共に生きこの地球の空気も太陽も水も皆で共有して行く、この理想は本来は当たり前の事であり、邪魔だとか嫌いだとかで排除する事ではないはずです。猫も犬も、自然のままでいさせることは本当は理想ではなく当たり前の事だとは思います。このメールをくださったYさんは今までお一人で沢山の猫を保護して手術をして、お家の中に入れて飼ってくださっています。だからこそ、日ごろこういうことを感じてやって下さっていたのでしょう。

確かに、本来の当たり前の事が難しい世の中になってしまったことは、私達人間に問題があるわけです。そのために野良猫を増やさないように、不妊化手術を、地域猫化をやらなければならない・・・・・
何とも自然に対して、地球に対して神に対してさえも、申し訳ない事をしているという事になってしまっています。

身近に居る動物との共存、害獣ではなく心をいやすペットとなる猫達、飼い主のいない猫を減らし、一代限りの命を見守る、今はこれしかない、この選択しかないというのが現実です。
悲しい事ですが、やはり、不幸な猫たちを減らすためには、まだまだこの不妊化手術は必要な事なのだという事をYさんと電話でも話しました。「残念だけどやるしかないよね」生まれた子達には良いご縁里親さんを探してせめて幸せな生涯を送ってもらいたい、そう言う願いを込めて活動をしています。

Yさんが言うように頑張っても守れない命もあるわけで、折角、出産させて保護しても育たなかったり、病気で看取ったり、時間とお金と心を込めてのお世話をしても守り切れなかった命も有ります。そのため心が折れて活動を続けていく気力が失せてしまうメンバーもいます。
でも私たちがやらなければ他の助かる命も助けられない、何とか保護して、お世話して、新しい飼い主さんに送り出したい、その気持ちで切り替えてもらって活動を続けていくしかないのです。

私の引退宣言もまだまだ先になりそうです。
地域猫活動の先は、全く見えてきません始まったばかり、メンバーが一人もかけることなく一丸となって取り組む必要があります。お互いの協力も大切になってきました。
隣の市ではありますが、私達の投じた一石がどういう事になるか、市民の皆さんと一緒になって見つめ考えていきたいと思います。

この子は今週半ばに捕獲して手術した。地域猫推進か所のボスと思われる子です。
昨日8日に元の場所にリリースしました。
お世話して下さる方が数名いますのでその方達の元今後はご飯をもらって生きていく事でしょう。
ケージのドアを開けたら一目散にえさ場の方に走って行ったそうです。

ガストキャッツリリース直前.JPG

メンバーのHさんは出勤前の早朝に隣の市までこの子を送り届けてから仕事に向かったようです。
Hさん、いつもご苦労様です。m(__)m
ハチワレ君捕まってくれてありがとう、手術したけどごめんね、ごはんしっかり食べて長生きしてね。と祈らずにはいられませんでした。

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フェリシモさんの活動報告を更新しました。
こちらをご覧くださいm(__)m 以後、左サイドバーに次回まで掲載しておきます。

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「和猫本舗」のクラウドファンディングです。

とむちゃんクラウド.JPG

長野で地域猫と室内飼いを普及する拠点"和猫サロン"をOPENしたい

拡散賛同にご協力くださいm(__)m

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そして、イベントのお知らせです。

日時 6月24(日) 13:30〜16:00(予定)
場所 長野市ふれあい福祉センター 5階ホール  
定員30名程度
【持ちもの】ペットの写真、筆記具、(写真は交換するのでプリントアウトしてお持ちください。)生体の持ち込みは有りません
【内容】 
動物と繋がる方法の説明と、実践、それについての答え合わせをします。
人は誰でも動物と話す感覚を持っています。リラックスして集中力を高めることで、言葉の垣根を越えてメッセージを受け取る事ができます。

講師はアニマルコミュニケーターとして活躍中の谷岡恵里子さんです。

定員になり次第締め切ります。今のところ17名が予約されています。


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