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平成最後の記事となりました(#^.^#) [譲渡会]

第36回の譲渡会のお知らせです
2019年5月26日譲渡会チラシブログ用.png

いつも譲渡会の受付で配っています会報ですが、今回は特集として次のような内容で書きました。

特集 T(Trap)N(Neuter) R(Return)とT(Trap)N(Neuter)T(Tame)A(Adoption)

最近では皆さんもよくご存じかと思いますが、捕獲して、不妊化手術をして、元居た場所に戻すといういわゆるTNR活動は私達ボランティアの間でも定着しきつつあります。これは前からお伝えしていますが、不幸な猫を増やさない、猫が嫌いな人にも納得してもらえる、猫と人が同じ場所で共存できるとても良い方法であります。またこの一歩上をいく活動に手術をした猫を人なれさせて、譲渡するというTNTAという活動も最近ではあちこちで行われています。
私達「こちら肉球クラブ」は、このTNRとTNTA活動を推し進めて、猫にも人に      
も優しい街づくりを目指しています。
例えば、よくある問い合わせにはこういうことがあります。・・・庭や駐車場に来ていた猫にエサをやっていたら居ついてしまった。そのうちいつの間にか子猫を連れてくるようになった、さて家では飼えない、でも親子の猫がかわいそう、保健所には連れていきたくはない、近所の目も気になる、仔猫が飛び回って車にひかれそうで危ない、何とかならないか・・・・このような例がほとんどです。餌をあげている場所が多少違ったり、飼えない理由もそれぞれだったりではありますが、このようなことが多いのではと思います。

猫が好き、飼いたいけど飼えない、家にもいっぱいいる、さて目の前のかわいい子達をどうしましょう。困ったので何とかしてほしいということですが、まずはTNR!捕獲して、不妊化手術をして、リリースする事、ご飯はその子の命が自然に召されるまで毎日1~2回を目安にあげてください。近所の方に相談して一緒にやってくださる方を探したり、または嫌な顔をしてみている方にはきちんと説明して、そのことを告知しましょう。話しにくい雰囲気でしたら保健所やボランティアさんに相談して一緒に説明をしてください。もし、その子たちの中で人なれできている、またはまだ仔猫でかわいいと言う事であれば里親募集・譲渡することも検討して、譲渡会まで預かってください。その間に人なれ修行、病気なら治療、簡易検査やワクチン(3種)も済ませて、譲渡会にエントリーしてください。どうしても保護が無理という場合はこれもまた保健所やボランティアと相談してください。可能ならば引き取って里親募集を行います。基本は常に手一杯状態なのでその時の状況で要相談です。猫が単にかわいいから、かわいそうだからではなくその子の一生が幸せになれるよう、野良猫として生きていけるよう、またはもらわれて新たな一生が送れるようにその優しい気持ちを力としてお貸しください。私達ボランティアはそのためにお手伝いをさせていただきます。例えば、捕獲のお手伝い、不妊化手術のための搬送、餌やりの指導、緊急時の対応などです。

ーーーーーここまでが特集の内容です。

私たちにできることは限りがあります。またすべての猫を救う事も不可能と承知ください。
ただ目の前の救える命に対してはメンバーや一般の方、また行政の力を借りてできるだけ救いたいと思っています。
令和の新たな時代に、この決心はメンバー、どこのボランティアさんの気持ちもみな一緒だと思います。
新たな時代でもやることや気持ちは一緒、「こちら肉球クラブ」は救える猫たちの幸せのために微力ながら頑張りたいと思っています。


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