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里親募集新規です [里親募集]

今年は最後の譲渡会も開催できないままに終わってしまいましたが、里親募集はいつもと変わらず行っています。7月に相談が有った方からの再度依頼の子達です。

2020/6生まれ。美人さんの雌おちよさんとハンサムな雄弥太郎君です。   

上の子がおちよさん、手前の子が弥太郎君
おちよさん上の子.jpg

こちらは弥太郎君
弥太郎.jpg

6月ころ生まれています。近く不妊化手術をするとのことです。
駆虫とワクチンと血液検査もやってお家の中に入れて保護して欲しい事は伝えて有ります。
一般の方のお世話している母猫が産んだという事で、母猫は避妊手術後リリース、そのままご飯をあげてお世話してくださるとのことですがこの子達は里親募集です。
今年は茶トラやちゃしろが多いようですね。(;^ω^)

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一般の方が保護してくださっています子はまだいます。
御仕事先の市外で発見餌やりさんを説得するも、手術や保護または里親募集などは難しいという事から引き取ってきたそうです。
体調も見た目もボロボロでした(/_;)

プロフィールです。
性別:オス、去勢未
年齢:不詳(2件の動物病院に行きましたが、どちらも7歳以上ではあると思うと仰っていました)
性格:警戒心がなく、噛んだり唸ったり爪をたてたりはありません。すぐにスリスリしてきたりと、人には慣れています。ただ、耳が聞こえないので、呼んでも反応できません。他猫に対しても威嚇することもなければ怖じ気ることもなく、堂々としています(耳が聞こえないせいで、他の猫が怒っていようが、ないていようがよくわかっていないようです笑)。また、トイレに行く前と行った後に報告なのか、独り言なのか、わーわーとなきます。基本的に寝る、食べるの繰り返しで遊んでもすぐ疲れてやめてしまいますので、ゆっくりと猫と暮らしたい方に合うかなと思います。エイズ、白血病、その他血液検査での異常はみられませんでした。

保護したての時の写真
りん君・7歳位.jpg

今はこんなにふっくら元気になりました\(^o^)/
りん君7歳2.jpg

りん君7歳5.jpg

推定年齢が7歳位とのことですが病気も無いのでまだまだ長生きできます。
仔猫よりも成猫の方がおとなしくて飼いやすいという方是非お問い合わせください。

保護された方はご自分がもうすぐ出産されるとのこと、そのため一時的な預かりさんでも構いませんのでりん君(仮の名前)を託したいという希望です。

頂いたメールをそのまま掲載させていただきます。↓

「私は、普段仕事で小諸市と長野市を行き来しているような生活なのですが、仕事とは別で小諸市で野良猫のTNR活動を個人的に行っています。この秋に実施した時に、餌付けしてしまったけど、殺してほしい猫がいると住民から問い合わせがあり、「殺すことはできないけど、手術ならします。とりあえず様子を見に行きます」と言って駆けつけたところ、とても弱っている猫がおり、まず治療をしないといけないと思い保護して、しばらく入院させました。ひどい皮膚病、栄養失調でした。そのあと入院して少しこちらで保護して、調子がよくなってきたのですが、餌付けしていた人はいっかんして「いらない、戻さないでくれ」の一点張りです。戻そうとするとこの子を殺すようなことまで言うのです。なので、さすがに保護した場所に戻すことはできないと思い、今は長野市の私の家で療養しております。そもそも老猫ではあると思うのですが、多分耳がほとんど聞こえず、今はもう少しで真菌の治療が終わるところです。もともとは人に飼われていたようで、飼い主さんが亡くなり野良になった子なので、人に対して警戒心はなく、噛んだり引っ掻いたりもしない、穏やかなおじいちゃんです。私の家にいる先住猫とも喧嘩もしません。ただ、先住猫にも私にも真菌が感染してしまい、この数ヶ月は治療や除菌で大変でしたが、今は落ち着きつつあります。

現在、この子の里親も探しているのですが、なかなか見つからない状況です。一時預かりをしていただきたい理由としましては、私自身が妊娠8ヶ月になり、私も真菌に感染して薬が飲めないので猫たちよりも私が治らない...ということや、出産後しばらく里帰りする予定なので、老猫ちゃんの面倒が見れないということなどがあり、それまでに里親が見つからなかったら2月以降一時預かりをお願いできるところを探しております。」

7歳なのでまだおじいちゃんと呼ぶにはかわいそうな気もしますが(笑)小諸市に近い佐久市のボランティアさんに昨日電話してこのことを伝えました。
無責任な餌やりの方に話をしてもらいたい事や現場の状況なども見に行ってほしい事をお願いしました。ただ餌をやるだけではなく病気やけがなどの治療元気で若い子は早々に里親募集する。これは今やもう常識なのですが・・・・・話が通じるかどうか?心配です。

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譲渡会出す予定の会の子達のチラシと、一般の方からの里親募集う依頼の子達のチラシを作りましたので、掲載します。

里親募集チラシ・会の子達.png

里親募集チラシ.png

最新の写真が無かったり、間に合わなかった子達もいますが、一応チラシの子達の拡散をあちこちお願いしました。


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譲渡会を開きませんでした。その後の報告 [譲渡会・里親募集]

私たちは22日の譲渡会の再開を楽しみにしていました。コロナ禍の中の開催なので慎重に、合理的に、クラスターなど起こさないようにと考えて準備を進めてきました。ですがやはり長野市内も毎日のように感染の報告がありニュースでも増えてきていることを伝えていましたので、ギリギリの選択でしたが2日前に中止という連絡をしました。
予約してくださった9組の皆様には本当に申し訳なく思いますが、メンバーも含め会場のセンターの職員、他のボランティアの皆さんにもし何かあったら大変なので責任者として苦渋の決断をしました。
何でここで増えてきたのか?色々と報道されている事からも想像は出来ます。悔しいです。残念です。

猫の幸せのためと、人間の命のためとを考えた時当分の間、インターネット上での拡散、募集に切り替える事としました。ブログ、インスタグラム。フェイスブック、ツイッター、での「こちら肉球クラブ」の最新情報をご覧になってください。お問い合わせはいつでも受け付けています。
直接一時預かりさんの所へお見合いに行っていただき、トライアル、正式譲渡と後の流れはいつもと変わりありません、会場に来れなかった一般の方の募集などにも誘導できますので、会の子13匹以外にもまだまだ控えている子達がいます。そちらもご紹介します。
写真を見て会ってみたいという方はどうぞ連絡ください。お待ちしています。
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早速です。
こちらは一般の方が捕獲してお世話してくださっています。子達です。以前も下の記事でご紹介しましたが、最新画像を送ってきましたので先ずご紹介します。

タロ&ハナの兄妹・1歳過ぎています。不妊化手術とワクチンも済ませてスタンバイ、保護してくださった方の会社のお部屋の中でお世話されています。不自由はないですがやはり家庭内で買っていただければこの子達も幸せになれると思います。
タロ君とハナちゃん最新画像3.jpeg

タロ君
タロ君とハナちゃん最新画像2タロ.jpeg

ハナちゃん
タロ君とハナちゃん最新画像.jpg

ちゃしろ君(仮の名前きのこ君)1歳位・迷子として保護、エイズ白血病は陰性、去勢とワクチン済み
若槻のちゃしろ君3.jpeg

若槻のちゃしろ君2.jpeg

一時預かりさんをバトンタッチしたところ3日間くらいは威嚇していたようですが、今はもうすっかり
お家の方にも慣れて、甘えまくり(#^.^#) スリスリしてきますとのこと動画を送ってもらいましたが、大きな体で思い切り人間に甘える姿がかわいいです。
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そして、かわいそうですが目が失明してしまったビー玉ちゃん、下の記事でもすでにご紹介しました。
個人のボランティアさんが一人で保護お世話しています。
家の中には15匹、その上外の子達のお世話もしています。
とても大変です。ビー玉ちゃんを一匹で飼って下さる方がいれば本当に助かります。m(__)m
再度まとめ直してくださったという事で頂いたメールをそのまま掲載します。

「11月上旬から、私が見守りをしているところにやって来た猫。
年齢は3~4才くらい(オス)
去勢手術、ワクチン接種済。
エイズ・白血病はともに陽性。
一般血液検査では、軽い貧血がみられますが、異常はありません。
腎臓の機能も問題ありません。
目の瞳孔が開いた状態になっていて、ほとんど目がみえないです。
はっきりした原因はわかりませんが、回復することはないでしょうといわれました。
11月16日に保護して私の家につれてきました。
今は室内にいます。(隔離部屋)
寝る時はケージ内にいます。日中はケージの扉を開けて、お部屋フリーにしていますが、
目が見えないので、高いところにジャンプすることもないし、そんなに歩き回ることはしません。
とてもおとなしい仔です。
目がみえなくて、不安なのでしょうか、人の声や猫の声がすると、とてもよく反応します。
かつては「シャー」と呼ばれて、人にも猫にもシャー、シャーと威張っていた猫でしたが、
今は信じられないほど、おとなしくなって、抱っこナデナデできるようになりました。
現在は「ビー玉ちゃん」と呼んでいます。
私の家は、もらいてのいない12匹の猫たちがいて、いっぱいいっぱいの状態です。
どなたか、お世話をしていただける方がいたら大変助かります。
よろしくお願いします。」

保護してからのお家の中ではこんな場所がお気に入りとか
ビー玉ちゃん.jpg

ビー玉ちゃんの保護後.jpg

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まる君下と、姫ちゃん上

姫ちゃんの診察日.JPG

安心して眠ったようです。
姫ちゃんの診察日2.JPG

この子達は一般の方から引き取った子です。譲渡会にエントリーする予定でした。
姫ちゃんの方がちょっとくしゃみをするというので昨日診察してもらいました。

特に心配は無く大丈夫とのことでした。(#^.^#)
別々の所で保護した子でしかも、まる君は5月生まれ、半年過ぎ、姫ちゃんはまだやっと2か月、ですがとっても仲良しさんです。
昨日も・・・・・報告メールです。

「症状をお話しして、視診・触診・聴診器では
特に問題なさそう。
とりあえず、抗生剤を1週間分処方されました。
1週間は様子見です。
外に連れ出したら、姫ちゃん震えていた。
相当不安だったんだろう。
診察終わって帰ってきたら、まる君に
甘える甘えるw
お互いをペロペロしながら寝ちゃいましたよ! 」とのことでした。

姫ちゃんまる君と離れて心細かったのでしょうね。
特に心配無いようなので良かったです。仲良しなので一緒にもらっていただけたら嬉しいです。


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近況写メとお知らせと里親募集(#^.^#) [近況写メと里親募集]

久しぶりの里親様からの近況写メです。
コロナ禍の最中にお見合いトライアルを経て家族にしてもらった幸せさん達です。
頂いたメールをそのまま掲載させていただきます。

「ここのところ秋晴れが続いて
にゃんこ達も日向ぼっこばっかり…、
と思いきや、駆けずり回って元気いっぱいです。
ガルマ(ベック)とあずき(リッチー)は
11/8に去勢手術が済みました。
その日の内から元気に走りまわってしまい、こちらがヒヤヒヤしていました。
手術前の体重は
ガルマ:4kg
あずき:3.3kg
よく食べるのでスクスクです。
術後は体重が増える話もあるので、
注意が必要でしょうか[あせあせ(飛び散る汗)]

よく聞く話で
にゃんこは忙しい時に限って邪魔をするということですが、ご多分に漏れずです。
娘が宿題を始めると、お邪魔の天才になります。
ニャンズと娘の攻防戦が日々繰り広げられております。
大概娘がニャンズの可愛さに負けてるんですがね…。

来週譲渡会が開かれるとお聞きしました。
長野市の状況が厳しくなってしまい、
大変な思いをされておられるとお察しします。
ガルマの兄弟君たちもエントリーされているようですね。
みんなに優しい家族が見つかりますように。」

あずきちゃん(元リッチー)
あずきちゃん元リッチー.jpeg

ガルマ君(元ベック)
ガルマ・元ベック君.jpeg

別々に保護されましたが兄弟のように仲良しさんになりました。
新たなお家も見つかって幸せになれました。

Hさんどうぞ末永くよろしくお願いします。近況報告などありがとうございました。
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さて次は里親募集です。
ちゃしろ君ですが、今日から新たな預かりさんに引き継がれました。
保護してくださった方は一般の方で、2か月の保管期間を頑張ってくださいましたが・・・
先住ちゃんが体調不良になってしまったため、SOSが出ていました。こちらでも必死に次の方を探して本日ようやくYさんにバトンタッチできました。

ちゃしろ君・きのこちゃん.jpg

保護部屋として猫専用に手作りしたスペースです。
猫部屋手作り.jpg

仮の名前はきのこ君です。一歳位のオス・エイズ白血病陰性去勢ワクチン済み

Yさんは会のFacebookも担当してくださっています。
里親さんが見つかるまでどうぞよろしくお願いします。

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新規の里親募集です。
一般の方が保護してくださいました。
オス・5月頃の生まれ・今月の末に去勢予定とのことです。

武蔵君
武蔵君.jpeg

小次郎君
小次郎くん.jpeg

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そしてもう一匹のご紹介です。Tさんという個人ボラさんの方からです

私が見守り活動をしている町の某所に、最近、目がおかしい猫がやってきました。
様子をみていると、明らかによく見えないようです。
写真を撮って、獣医さんに聞いてみたら、神経の病気か甲状腺機能亢進症が原因かと言われて
ネットで調べてみたら、同じような猫の写真がありました。
甲状腺機能亢進症によって高血圧性網膜症という病気が起こり、高血圧により眼球内の細かい血管が壊れて目が見えなくなり、瞳孔が開きっぱなしになるそうです。

2枚になっている写真は同じ猫ではないかと保護されたところの目撃者の方がとってくれた写真です。
もともと、この周辺をうろうろしていた野良猫だと思います。
ある時から、いなくなったと思ったら、こんな目になって帰ってきたようです。
見かけたという人たちには「シャー」と呼ばれていました。
その名の通り、まったく人馴れしていないノラちゃんです。
ビー玉のような目をしているので、今はビー玉ちゃんと呼んでいます。

目が回復することはないでしょう。
このまま、この場所でご飯をあげて見守っていくしかないのかなぁと思っているのですが、
何せ、目がみえない仔ということで、心配です。
どなたか、預かってくれるような人はいるのか、里親募集をすればそういう人がみつかるのか・・・・
目の見えない子.jpg

目の見えない子・ビー玉ちゃん 2.jpg

目の見えない子・ビー玉ちゃん.jpg

目の見えない子・ビー玉ちゃんビー玉ちゃん 3.jpg

年齢は全くわかりません。
ただ、高血圧性網膜症になる猫は高齢の猫が多いと書いてありました。
なので、そんなに若くはないかも…
まだ、去勢手術もしていません。純ノラネコと思われます。
少しずつさわれるようになってきたので、もう少し様子をみてから手術をしようかな、と思っています

白血病の幸ちゃんの記事読みました。
良かったですね。こういったミラクルがおきるんですね。

さて、かつて保護されたところの人からは「シャー」と呼ばれていたビー玉ちゃん。
シャー、シャーがすごかったらしいですが、今では目の病気になって、すっかり人懐こい猫に
なりました。
私にも馴れてきて、抱き上げることもできるようになりました。
もう少ししたら、病院へ連れていって診察・検査・去勢手術をしてもらうつもりです。

個人のボランティアのTさん、あの迷子のふうちゃんを保護して譲渡した方ですが、その後も保護活動を続けています。その中での保護した子です。
ビー玉ちゃん、どんな診察結果が出るやらですが、抱っこできるように迄なったという事なので新たな家族に貰われる日も近いと思いたいです。


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新聞の記事の投稿に対して一言 [お知らせ]

地元の新聞の投稿記事ですが気になることが有ったので、同じようなことが全国にもあると思うので書かせていただきます。

高齢の方の投稿でした。
知り合いから貰った猫を外と家の中出したり入れたりして飼っていたようです。
そのため妊娠して戻ってきて出産、生まれた仔猫は知り合いに貰ってもらいその時は済ませたようですところが、次の繁殖期には困ってしまい山の中に置いてきたと書いてあります。
しかも避妊手術は仔猫の時に行うものと聞いていたそうで、成猫になったその子がまた妊娠したら困ると判断したのでしょう・・・・・・・

先ず間違った情報がその方に有ったようなのでここで訂正させていただきます。
不妊化手術は雄雌必要です(病気や発情期に困った行動などは避けられ、飼え切れない子や不幸な子をやたらに増やす事は避けられます。)
また仔猫の間に手術するという考えは間違っています。早い子は2キロを超えていればとか、2か月過ぎれば、という事で病院の先生にもよりますがやれることはやれるそうですが、普通は5~6か月過ぎなければやらないと思います。仔猫という月例では有りますが、大人になってからでも十分不妊化手術は普通にやります。保護した野良猫は年齢が様々なので、そこは仔猫・成猫関係は無いと思います。
ホルモンのバランスとか、卵巣や子宮の事またオスの場合の仕組みなどから膀胱に至る事も有、あまり早くにやるよりはやはり5~6か月過ぎてその子の様子を見ながらという事で手術を行って下さい。

そこは飼い主さんやボランティアさん達の考えもありますので必ずしも同じではないですが、私たちはそのように考えてやっています。

一番間違っているのは、「山に置いてきた」これは遺棄に当るので犯罪です。
猫は外に出して自由にさせるという考えから住んでいる近くの山や川、海辺と自然にゆだねるという事なのでしょうが、現在は家族として終生飼っていただくことを常識と考えていますので、どこかに置いてくるという考えは無しにしてください。
人の手からご飯をもらった猫は自分で食料を確保するというのは至難の業です。
飢えて死を迎えるしかないです。

誰かが拾って飼ってくれるだろうとか、ネズミや虫など食べて生き延びるだろうという事はないです。
逆に野生動物に食べられてしまう事の方が可能性として有ると思います。
誰かが拾って飼う‥‥これも実に無責任です。私たちがかかわった迷子の子達、皆人なれしていて良い子達でした。なぜ飼い主さん探そうとしないのか・・・・・これも猫は外へ逃げたら探さないという考えがあるせいではと思います。
中には精神的に落ち込んで必死で探して、手を尽くす方もいますが、まさかという事で脱走してしまった子に関しての飼い主さんはそういう方もいらっしゃいます。

猫は外と中一緒飼いという考えの方に逃げてしまったら仕方ないという考えの方が多いです。
そこは余談ですが、何としても遺棄・捨ててくるという事だけは止めてください。

帰巣本能でその子は戻って来たそうですが、その後避妊手術をしてまた外に出していたようで、どこかへ行ってしまったか術後の経過が悪かったのか忽然と姿を消した。と書いてありました。

ですがこの方は決して猫を飼う事を嫌だと思っているわけではなくむしろ、かわいがっていたというのが分かる文章でもありました。

間違った情報や考えがこの子の悲劇につながったと思います。

多くの高齢の方は、昔の飼い方や猫はこういう物という考えを改めてください。

相談してくる方の中にも、交通事故で死なせた方はひどく後悔していました。
完全室内飼いの事を理解できなかったという方はこれからは脱走させないように気を付けて飼いますという方もいました。

庭に来ていた子に餌をあげていて仔猫が産まれたので里親募集をお願いしたいという方、この方は母猫は2か月経って避妊手術をすることも快諾して下さいました。
こんな子達です。↓(茶トラの一匹はすでに行き先が決まっています)

上田のチャトラ3.JPG

上田のサビちゃん5.JPG

母猫を避妊手術して飼って下さるというこの依頼者さんのようにしていただければ不幸な猫はもう生まれないです。

保健所でも動物病院でも、完全室内飼いと不妊化手術の事は常識として奨励しています。
また環境省のポスターにも罰則が強化されました。と有るように遺棄は犯罪として明記しています。

古くからの飼い方、考えをどうか改めて人も猫も幸せになれるようお願いします。








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譲渡会のお知らせと里親募集 [譲渡会・里親募集]

11月22日(日)
長野市ふれあい福祉センターの4階2ー3の会議室にて
1時半から3時半まで、第41回目の譲渡会を開催します。

完全予約制ですので電話かメールにてお申し込みください。
当日は30分ずつ区切って、3~4組の入場とさせていただきます。

駐車場かロビー・待合室にて待機していて徐幹となったらお入りください
マスクの着用・手の消毒・体温計による検温もさせて頂きます。
また当日の朝はこちらからお電話して、症状はないか、県外や渡航歴はないか等簡単な質問もさせて頂きます。

待っています間に、いつものアンケートとチェック項目をお書きくださると助かります。
窓を開けて換気をしますので、猫はケージから出さずに見ていただき糸字預かりさんから説明をお聞きください。

エントリー猫は前回予定のねこ達と若干変更が有ります。
下の記事をご覧ください

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さて、迷子のこうちゃんですが一時預かりさんをバトンタッチしました。
その方は11月までは迷子として保管してくださいますが、12月からはありがたいことに里親さんとして新しい家族になってくださいます。

白血病のリスクも承知で、行くところのないこうちゃんを引き取ってくださいます。
名前も「幸ちゃん」です。
今度こそ幸せに余生が送れることを願って、幸せにという願いを込め、「こうちゃん」と呼ぶそうです。7日の土曜日よりバトンタッチされました。

新しいお宅についた途端こんな感じです。(#^.^#)
早速膝の上で.jpg

ケージと、隔離部屋と、時々フリータイムと使い分けてお世話してくださるとのことです。
ありがとうございます。本当に感謝しかありませんm(__)m

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さてそのこうちゃんに続けという事で、チャシロちゃんもそろそろ保管機関から里親募集とします。

オス・1歳位・血液検査結果陰性・人なればっちり・駆虫とワクチン去勢済
若槻のちゃしろ君チラシ用.jpeg

元気でかわいい子です。新しい家族を待っていますので是非連絡ください。




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運命の子との出会いとある公園猫達の事 [保護猫とTNRの子]

2014年から相談を受けている方のお話です。
その方は2年前に保護した仔猫がいます。
素敵なストーリーなのでご紹介したいと思いました。(#^.^#)

出会った当時の仔猫
カムカムちゃんの子猫時代.JPG

頂いたメールをそのまま掲載します。
「・・・・近くの家の庭で、いま家にいるカムカムに会いました。まだ生まれて1ヶ月くらいだったと思います。
五匹の兄弟でそのお家の庭でご飯をもらって一歳になるくらいまでオス三匹、メス二匹でいました。
お家の人に許可を得て遊ばせてもらったりおやつをあげていたのですが、カムカムが去年の冬に家までついて来てずっと庭にいました。
数日は途中で生まれた家に帰り、朝また来ていて、出勤の時に生まれた家に連れて行くと、夜私が仕事から帰って来るのを庭で待っていて走って迎えにきました。
そのうちに朝も駅まで着いて来たり、真冬の夜も庭にいるので箱を作りベランダに置いてそこで寝ていました。
危ないので朝ついて来ないように玄関に入れているうちに、ほぼ家にいるようになりました。
カムカムの粘り勝ちです。・・・・・カムカムは五匹の兄弟の中で一番最初に近寄って来て触らせてくれたコです。同時に落ち着きのない甘噛みをするコなのでカムカムと名付けました(笑)

カムカムちゃん2歳.jpeg

カムカムちゃん2歳・2.jpeg

すっかりお家の子になって幸せになったカムカムちゃんです。
その保護した方から6年前にさかのぼる時相談の事でいまだに困っているという話をお聞きしました。
その方は通勤の行き帰りの折に餌場となっている某公園に立ち寄ってそこに住み着いている子達にご飯やお水を上げています。
手術を済ませて、終生見守るといういわゆるTNRの走りのようなことを行っている場所でした。
保健所や市の公園緑地課には手術を担当した獣医師からきちんとお話をしてその事は許可も得ていると聞いています。
ですが、最近ちょっとしたことで公園にかかわる多くの方の思いが絡み合ってもつれてしまったというので困って改めて相談を受けました。
餌をやる近所の奥様方の猫が好きというグループの思い、公園を自主的に管理する地元の年配の猫嫌いの方たちのグループの思い、そして、6年前以上、前からそこの猫を見守ってきた個人の方の思い、三者三様の思いがなぜこうなってしまったのか・・・・またそこへ動物ボランティアをしている個人の方、ボランティア団体、かかわっている沢山の人達等々、それぞれに意見や主張や思いがあり、間に入って私ごとき個人が解決できる話ではなくなってきています。

もちろん6年前には何度かできだけの事はやってみました。
東京からわざわざ来たというボランティアさんとも話しました。
地元の猫好きで事情の分からない男性でしたがいきなり、あそこのねこ達を連れて行くという話になって我が家迄訪ねて来た時はめちゃくちゃだったので私も話して説得した事覚えています。


今回相談してきた方も言っていました。

「私のやっている事、全てが正しいとは思わないし、ひとりよがりかもしれません。
ただ人間の勝手で飼い主のいない猫の嫌がる事、迷惑になる事は絶対にしてはいけないと思っています。」・・・・・この判断は正しいと思います。

先ず、困るのは猫嫌い派のグループが、公園の清掃といいう名目で木立や植え込みを勝手に切ってしまい、許可を得て設置している段ボールベッドはむき出し、猫自身も隠れる場所が無く夏だというのに草木の無い木陰すらない状況の中にいました。
もちろん草は生え出すとすぐ除草剤をたっぷり撒いています。
除草剤は猫にも毒です。粉上の物は木の根元に撒いてあるため餌の入れ物や段ボールベッドに近づけません、また植え込みの中に置いた餌の入れ物の上の傘もすぐに撤去されます。
そして許可を取ったにもかかわらず、市の公園緑地課に言って、糞尿が・・・・とか子供たちのアレルギーがとか何とか理由を付けてとうとう「餌をやらないように」という看板を立ててしまいました。

次に困るのは餌を毎日やっている近所の方のグループです。
捕獲や手術はボランティアに任せて、この子達は不妊化手術が済んでいるTNRの子達だからと餌をあげに来るのですが、ルール違反の置き餌をしています。
またその入れ物も片付けることなく放置、目につく糞などは餌をやってる方が責任もって拾う、入れ物は引き揚げるという事なのですがやっていないという事です。
言い訳としては「置き餌しないと会えなかった時にご飯が食べられなくてかわいそう」という事だそうです。
猫が好きだけど飼えないから外の野良猫たちの面倒を見る、餌を買って毎日やっている事は良い事だと判断しているという典型的な例です。そういう事ならルールは調べる、注意されたら即直す。大人の対応だと思うのですが、このグループは人数にかこつけて聞く耳持たずという事です。

そして、孤軍奮闘の方は一度は自分でこの2匹を保護して家の子にしようとしてくれました。
捕獲の仕方や、タイミングなども話し合いました。2015年の事だと思います。その事で大きな団体の方でも応援してくれて、現場の様子なども見に行ったり捕獲も手伝うという話にもなっていましたが、別の方が自分も一匹飼うからと名乗りを上げてきました。話し合った結果一人がこっち、もう一人は別の子にと上手く割り振ることもできたのですが、さていざ捕獲の段階となった時に・・・・・もめ事が起こりました。
しかも何故かまた別の方が出てきて、孤軍奮闘の方はいきなりひっぱたかれたとか・・・また警察に通報されて保健所にも連れていかれてしまったとか・・・・すっかり忘れていましたが(^-^;
「ネコを引き取ると言った時、通報され警察から保健所に連れて行かれた時、助けて頂きました。
今思えば、あの時もう一匹があの方に引き取られなくて良かったと思いました。」という事から思い出しました。この方本当にいろいろと嫌な目に合っていますのにも関わらず、投げ出すことなく公園の子達を見守っています。その思いには脱帽、頭が下がります。m(__)m

そこへ今度は・・・・近くの大きな駐車場にいたTNRをなかなかできないボス猫と、さらに別の飲食店のある駐車場にいたこれまた大きなオス猫2匹が置き餌を感知してやってくるようになりました。
本当に小さなちょっとした街のスペース程度の公園は今5匹の猫たちのテリトリー争いになってしまったようです。仲が良ければ問題ないのですが、元々いた子達は相性が悪く怖がってご飯を食べれずに逃げ出すようです。

さらに悲劇なのは、近くのコンビニに来る方たち・・・・・ここにはTNRのねこがいるという評判がそれとなく流れているのかコンビニで餌を買って勝手におやつや餌をあげているという事です。
御飯の時間は大体決めていてやっていたのにやたらに上げるので後から来たオス猫たちはますます大きく丸々となっていて、毛艶も良いそうです。写真を見ると確かに(笑)
飲食店付近の駐車上にいた子はどうもお世話している方がそこでご飯をやらなくなったためそこに流れて行ったとのこと手術はボランティア任せ、餌やりも公園での餌やりさんにお任せと丸投げ状態のようです。もちろん自分もそこでご飯をあげているらしいのですが、良い事をしたとご満悦?
これではTNRを利用して自己満足しているとしか思えません。

立て看板を撤去することは多分できると思います。
公園という公共の場は一方的な方たちの物ではなく市民全てが等しく憩う場所です。
そこで私としては、「この場所では許可をもらって特定の猫がTNRとしてお世話してもらっています。また置き餌ではなくルールに従い時間を決めてやるようにしています。過度に無制限に餌をあげないようご協力ください。また猫たちは追いかけられたり、触られるのを嫌がりますので、静かに見守ってください」というように看板または貼り紙等で告知すればどうかと思います。

猫嫌い派の方たちには、とにかく話す。説得しかないです。
お掃除は一年中毎日やらずとも、やはり見守り事、放っておくことで了解願うしかないです。
ほうきで追い払う、水をかける、何か投げるなどしたらそれは愛護法違反にもつながります。
一代限りの命、私たちと同じ命です。排除するのではなく共存するという選択もあることを理解いただきたいです。

公園の猫たちの生涯はこうした人間のそれぞれの思惑の中、過酷な自然状況や、車の往来や、人間による虐待行為等々から知恵を絞って必死に生き延びようとしています。
自分で好き好んで飼い主のいない猫になったわけではありません、遺棄された子がほとんどです。
その立場を分かれば非常識なことはできないはずです。

人としての良識ある行動を接に願いしたいと思います。

2年ぶりに様子をお知らせくださった相談者の方、仔猫の保護のお話から、このことをお話しくださってありがとうございました。私もこれから作戦を練ってできる事だけでも動いて見たいと思います。






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