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猫のトイレ、ご近所さんとの境界線 [意見]

猫が嫌いな人にとって糞尿の問題が一番に上げられます。確かに匂いがキツイししてほしくない所によくやってくれるし困ったものなのです。だからといってきままに歩きまわり地球は全部トイレだぁ~みたいに思っている猫たちに「ここでしないで!」と言って追い払うのは見張っていなくてはならないのでそうもいきません。
その事で猫の好きな方と嫌いな方が喧嘩になってしまうのはよくあることですが、感情的になっておおごとになってしまう事もしばしばです。全国どこにでもあるよくある話ですが、本当にこれは困った問題なのです。
先日も畑で餌やりのお世話をしている方が精神的に追い詰められてとても困っていると相談がありました。こちらのメールフォームからも糞尿をどうしたらいいのかという問い合わせがありました。

そこで、こちらでもその対処方を書いておきます。
先ず地域猫や外猫のお世話をしている方にお願いします。猫ちゃん達のおトイレを作ってあげてください。
材料がなく直ぐやった方がいいという場合は空いているプランターやお菓子の空き缶等を利用して普通の砂か
園芸用の砂等を入れて用意します。これを一匹につき2つくらい、できれば庭や駐車場の4隅に置いてみてください、またたびの粉をふりかけたりして、木の下とかちょっとした屋根や軒下であればもっといいようです。
まぁなにもなくてもおくだけでも大丈夫です。
それから実際に糞尿をされている場所にはポリバケツなどにお水を入れて柄杓を用意します。
そして、猫ちゃん達がやりそうな気配をしたらためらわず水をかけます。
猫は毛が濡れることをとても嫌がるので何回かかけられると学習してそこではしなくなります。
そこで新しい用意されたおトイレを利用するわけです。ここなら安心だとさらに学習します。
話し合いでおく場所等きめておくといいですね。お世話されている方は糞のかたずけを時間を決めて行うといいと思います。

できれば、いらなくなった食器の水切りかごを用意して、受けのいれものにハイターをかけておきます。水を半カップと粉末のハイター小さじいっぱい入れるこれで尿の匂い消しになります。籠の部分には新聞紙等を割いて他にちり紙も少し入れておきます。汚れたらこれを取換えて、また新聞紙やチリ紙をいれます。ハイターやブリーチでたまにあらったりもして下さい。水切りかごは大体47センチ×37センチ高さは15センチもあれば十分です。

飼いねこでも外を自由に歩いている子もいます。飼い主さんに了解を得てこの方法をためすといいですね。
何事もはじめから喧嘩腰ではなく、あくまでみんなが快適に暮らせるようにするのが目的なので、このような方法でお互いねこたちとの共存を試みてください。


おまけ
きのこ.jpg
ワンちゃん達が用足しをするところに生えていたきのこです。糞は持ち帰りますが、どうしてもジメジメしちゃうのでこんなりっぱなのが・・・・・?(^_^;)ペットボトルでお水かけても生えてくるのでしょうか、絶対食べないでくださいね。



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猫の活動について望む事は・・・・・(^_^;) [意見]

ちょび2.jpg
この猫は旭君、またはチョビちゃんといいます。典型的な地域猫として根づいて(生きて)います。
私が連れ去られたさくらちゃんの子ちょびちゃんかもしれないと毎日追いかけてこの場所までたどりつきました。
捨て猫防止会の代表の方に相談して捕獲、手術、をしてもらい耳にピアスをつけてここへ戻しました。
ちょうど餌やりのおじさんが担当する地区だったのでおじさんにお願いしてこの子の餌もあげて貰っています。
近所のお宅数軒にはあいさつをしてたべのこしたえさはかたずけています。私もここを通る時は必ず声をかけて
様子をみるようにしています。おやつをあげながら健康状態もチェック、何かおかしい時にはお薬をもらってきておじさんに餌といっしょにあげて貰っています。
この地域猫活動こそ細かくそして広く長く、やっていかなければならないとても重要なかつどうなのです。


アメリカではBEST FRIENDSという動物福祉団体があってそこではまさにこういうきめの細かいお世話をおこなっています。今やただの野ら猫問題ではなく、社会問題としてアメリカでは扱っているという事です。
そこに大きく関係している西山ゆうこさんという獣医師さんがいらっしゃいます。彼女は日本に帰国するたびに講演をして大切さを訴えてきました。
本当に猫のためを思ったら絶対にこれくらいのことはしなくてはいけないということです。
どんどん増える猫たちをじゃまだからといって捕獲しては安楽死させるという安易な方法では完全には猫はいなくはならないという事が分かっています。だからといって避妊、去勢の手術だけやっていけばいいかというとこれもまた違う、それは野ら猫たちだって生きる権利、しかももう少しましな環境で生きるという権利があるということだからです。アメリカではTNRといってTRAP(捕獲)NEUTER(手術)RELEASE(放す)つまり、捕獲して手術をしてまた元のところにもどすという方法を考案し、愛護団体を中心に行政や個人のボランティアと協力してここ10年ほどの間に大きな成果をあげてきました。
西山さんはこれがとても素晴らしい効果を生んでいると分析、日本でも広まることをすすめています。

アメリカでもそれまでは個人がただ単純に捕獲して安楽死をさせる施設に送っていただけだったようですが、それだと逆にいなくなった場所に新たな猫が移動してきてそこでまた繁殖するという悪循環をつくってしまうというのです。しかし、手術をして戻すと固体はそのままなのでテリトリーを犯すことなく一代で自然に消えてなくなるので。どんどん頭数は減っていくということです。
しかし、そうはいっても、ただ返しただけでは生きていくのに大変です。
餌、掃除、健康管理、と最低ではあっても面倒を見てくれる方がいなくては過酷な自然との闘いや病気やけがなどほんとうに猫達をとりまく環境は生優しいものではありません。
TNRはそういった意味でもいろんな方の協力が大切なわけで、西山さんもその辺を強く説明し訴えています。



アメリカのTNR、日本では地域猫活動これは猫にとっても人間にとっても大変良い方法であり進めていく事こそが大切です。どうかその事に耳を傾けて下さいとお願いしたいです。

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地域猫について・・・・にゃんにゃんの日なので [意見]

少し前の庭のフジです。クマンバチ見えますか?
藤の花のクマンバチ.jpg

そしてお味噌やさんのケヤキにヘビが・・・・・(^_^;)下で工事のおじさん達と一緒に見ていましたがこのあとどんどん上に這っていきました~
ケヤキに這うヘビ.jpg

さて、話は変わりますが先日も書きました地域猫について詳しくまとめてある本を紹介したいと思います。
時々地域猫ってなぁに?とか外猫と飼い猫の違いは?とか完全室内飼いってホントに大丈夫なの?とか聞かれます。私は簡単にその違いを説明したりしますが、確かに良く分からないとかどういうことなのかと疑問に持たれる方も多いと思います。
地域猫の本.jpg
この本は横浜市の職員で地域猫の発案者の黒澤泰さんとい方が2005年に出版したものです。
市の職員さんなので当然いろいろ苦情など持ち込まれ「いつか誰か始めなくてはならないのなら俺がやる」と立ち上がったそうです。

黒澤さんはある団地で偶然「猫バザー」なるものに遭遇します。今でいうフリーマーケットのようなものでしょうか、集められた不用品を売ってそのお金で猫の不妊去勢手術のために使ったり、訪れた人に猫問題について理解してもらうというものだったようです、これこそが地域猫構想の原点となったといいます。
  やはり、資金は大切ですし、手術代は必要です。いつか私もこれをやりたいと願っているのですが、野菜や 
   手づくり品、ちょっとした雑貨とかリサイクル品も含めて保健所の敷地内でできないものか・・・・・・・

もちろん、法的な後ろ盾のない猫の飼い方(犬にはあります)を嫌いな人や行政内部の人間にどうやって理解してもらうか、ここが発送のスタートにもなっているようです。
黒澤さんはある時保健所へ怒鳴りこんできた一人の町内会長さんと知り合います。
さっそくいっしょにその問題の地域へ行ってみると分かった事があったそうです。
それは猫の群がる場所が何箇所かに集中していることそしてトラブルはその周辺のみで発生していること、その地区では「野ら猫マップ」ができていてすでに役割が決まっていたというのです。
彼はこの町内会なら何とかできるのではないかという感触をつかんでそこから話し合いがはじまりました。
怒鳴りこんできた町内会長さんはこうして地域猫誕生の中心的役割を担うことになったそうです。
    私もじつは「猫マップ、犬マップ」を作りはじめました。犬の方は飼い主さんがはっきりしているうえみなさ
    んと親しくなっているし何の問題もないのですが、困るのはどんどん増える捨てられた猫や生まれてくる
    猫たちです。捕獲しても手術をしてもどこからともなく湧いてきてマップにもつけようがありません・・・・・

黒澤さんは言います。猫の問題は人間の問題であると認識してほしいと、行政と動物病院と地域の人たち、何度も話し合って、餌、掃除、手術、里親募集、と折り合いのつくように進めていくとい事でした。
ホームレス猫についてのお世話、健康管理も含めて細かなガイドラインをつくり、その地域地域で特色あるやりかたというのを決めていくことが大切のようです。その場所が住宅地か商店街か海沿いか山の中かなど住んでいる所でもその土地の考え方等でも違ってくるようです。
     しかし、そうはいっても全国共通に言えることはあいさつをすることといわれています。私もこれはなるべ
     く実践しています。挨拶をし、言葉をかわせば人は必ず心を寄せてくるものそう信じて会話するようにし
     ています。黒澤さんもこれを強く勧めています。


ここに本の中にもあったチェックシートなるものを書いておきます。
1 一人ではなく、複数の協力者と活動をしている
2 周辺地域の人にすすんであいさつをしている
3 自分の名前を明確にして、地域の人に理解してもらうよう努力をしている
4 じぶんの主張を押し通すのではなく、譲り合いの精神を大切にする
5 周辺住民の理解を得てエサ場を決めている
6 エサやりは時間を決めて、食べ終わったら速やかにかた付けている
7 周辺住民の理解を得てトイレの場所を決めて常に清潔を保ち排泄物は速やかに片づける
8 活動内容を理解してもらうためにエサ場、時間、頭数、トイレ場、世話をする人等の情報をチラシで知らせる
  努力をしている
9 猫の数が今以上に増えないように、地域の理解が進んだらすぐに不妊去勢手術を実施している
10 行政機関に相談している

このチェックが7つ以上あったら地域猫活動を個人からはじめても大丈夫、ということです。
また、自治会や町内会などの地域から始める場合もありますのでそれは後日また書くことにします。
私の場合はほぼOKでした。(=^・^=)

外猫と家猫の違いについても後日書きたいと思います。
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大人気ないおじさん達の一部始終と善意 [意見]

ちょび2.jpg
この子は河原をねぐらにしているちょびちゃんです。ヘッダーにある写真の子でさらわれたちょびにそっくりで、畑で見つけた時は大喜びで捕まえようとしたらまったく違う子でした。でもちょうど歳かっこうも同じなので捕獲器でつかまえて去勢してワクチンも打ってまた河原にもどしました。そこではちょうど餌を配っているおじさんがいて、とりあえずたべるものには不自由しないなと思ったので様子を見ることにしました。私が声をかけるとニャーといって走って来ます。おやつをあげてお話して、ミルを威嚇して(笑)・・・・という具合に毎日だいたい同じところであいさつしています。おじさんの餌はおいしいのか最近ではまるまる太ってとっても元気です。これが地域猫、の在り方です。おじさんはこの河原で8匹のネコの面倒をみていますが、みんな自腹をきって手術をしています。食べ残しのないよう気を使って掃除もしたり、周辺のお家に餌をあげていることをきちんと説明してやっています。

ところがです。昨日ですが、またまた問題発生、そのおじさんがえらい事になってしまったのです。
じつはこのおじさんSさんは先日の子猫交通事故にあった子とゴミステーションに捨てられていた子を保護して
病院の治療費も払っていたあの方です。とってもこころのある善意でそうやって猫の面倒を一人でみています。
自腹を切ってそこまでやるひとはなかなかいません。
それが、昨日は市内の別の場所なのですが、そこの住人3人のおじさん達とトラブルを起こしたという電話がはいったのです。3人はとにかく猫嫌い、Sさんがただ餌をまいていく迷惑なやつと頭からきめつけて大ゲンカになってしまったそうです。
Sさんは事故にあって前足を負傷している猫を見かけたので、放っておくことができず、しばらく餌をもってきながら様子を見に来ていたそうです。ところがその子が死んでしまったので空地に埋めてやったとのこと、それを見ていた3にんのわからず屋のおじさんたちがやいのやいのと言い出したという事です。
保健所の手術の助成金の紙や動物病院のレシートを見せて、ここら一帯のネコを餌付けして馴れたところでキャリーに入れ避妊手術をしてまた戻すという作業をしていることや事故にあって死んだ猫を埋葬してやったことを説明しても、「自腹を切ってそんな事するなんて嘘だ!」とか「やってることが信用できない」とかとにかくどんなに説明しても分かってもらえないということでした。頭に来たSさんは警察の方を呼んで事情を説明しました。おまわりさんは分かってくださって、善意に関心したらしいのですが、大人気ない3人のおじさんはそれでもまだ文句を言って一歩も引かなかったそうです。
そこで、こちらの出番です。
これはボランティア、または善行の妨害にあたり、行政指導ができるということがわかりました。
なので保健所の所長さんに一部始終をお話して、わからず屋の3人に行政指導をして貰う事にしました。

「Sさんは正しい事をしているのだから気を落とさず頑張って」と私も慰めておきました。
まったくもってけしからん!話なのです。
長野にはこういう、ネコ問題に無理解、無関心、無知、な人が多くて困ります。
文句を言う前に正しいことをちゃんと見てほいしいです。
そして、国や行政でもすすめている地域猫の在り方を理解してほしい、自分ではなにもしないで、ただ文句。
大人としては最低です。文句は真実を見てから、そして、正しい知識のもとに行って下さい。とお願いしたいです。Sさんはもうそこへは行かない、トラブルはごめんだと言っていました。確かにそういう気持ちになるでしょう。
でもどうです、そのために猫たちはひもじい思いをしなくてはならなくなったのですよ。
本当に情けない話です。

こういう細かい問題が次々に押し寄せてきます。
一刻も早く、シェルターのような施設がほしいです。
ボランティアさんの手もほしいです。


夢家族のさくらちゃん2.JPG
そして、この行方不明になっていたさくらちゃんは、いなくなったその日のうちに交通事故で帰らぬ猫になっていました。とってもとっても残念です。先ほど飼い主さんから連絡がありました。
さくらちゃんの冥福を祈りたいと思います。
気にかけてくださった皆様ありがとうございました。
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トラバサミの被害ネコ [意見]

本日はかわいそうなネコの事を書きます。
午後、突然電話が来ました。、女性の方が受話器の向こうで、とにかくもううろたえている様子が分かるくらいにめちゃめちゃな事を話出し、こちらの言葉が入るすきもないくらいにしゃべっているのですが、どうも要領を得ません。少しずつ質問をして分かってきたことは。
須坂市の方である青果店の倉庫の住みついてる親子、家族猫がいて、子猫が何匹かいて、お父さん猫がトラばさみに挟まれてけがをしている、保護して病院に連れて行きたいが、自分はもう7匹も飼っているのでこれ以上は飼えない、青果店のひとは猫が嫌いなのか、理解をすることなく全部まとめて保健所へ引き渡すと怒鳴っている、子猫の里親と母親猫とけがをしたネコのちりょうで病院へつれていきたいが何とかならないか・・・・・というのです。トラばさみは一般に出回るものではなく、やたらに使うと犯罪になります。売る側は狩猟免許を確認してからでないと売れませんし買う方も、狩猟目的のみ、免許の提示をしないと買えません。なのでこれはりっぱな
犯罪であるという事で、警察と県の保健所の方を呼んで先ず、捕獲しました。
そして、保健所の方から説明をお聞きすると、保護して里親を募集するというかんじのネコではないというのです。もちろん、子猫は別の方が一時預かりをして、里親さんをさがし、母親猫は
見つけたその方が避妊手術をして里親さんを探すということになったのですが・・・・かわいそうなのですが
オス猫は前足を切断しなくてはならないし、野ネコとして生きてきたので人に全く懐かない凶暴な猫で、あること、地域猫としても多分前足がないのでいきてはゆけないだろうというのです。
私としても、里親さんを捜せる状況にないそのオス猫を連れてくるわけにはいかないという事で、その動揺している発見者の方を説得して、辛い決断、安楽死の選択も考えてみたらと伝えました。
今回は保健所の方にお任せして、痛がってる猫ちゃんをすこしでも早く楽にしてあげた方がいいのではと判断したのです。けがの状況をお聞きして、そう思いました。
とってもショックでした。でも多分、その選択は猫のためにいいのではと思っています。
電話の向こうで落胆されているその方の様子が分かってとても悲しかったです。
その猫は悪くないです。トラばさみを仕掛けた人間が一番悪い、その後、警察の方も来られて聞き取り調査をしたり、周辺を調べて行ったと思います。
このトラばさみについてはまた後日詳しく書きたいと思います。
きょうは本当に、ボランティアをはじめて一番がっかりした日でした。
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変わらなければ、変えていかなくては、本日はちょいと長いです [意見]

今朝たまたまいつもは見ないテレビを入れたら、かわいい子猫の映像が映っていました。アレッ?と見ていたら
そうです。殺処分のレポートでした。朝のワイド番組の中で今の現状をまとめたものでした。
途中から見たので分からないのですが、ビデオも録画しておきました。
まず、ここでも何度かとりあげた熊本市の保健所の取り組みについての報告です。
職員の方の一人一人の熱心な思いから絶対殺処分はしたくない!しないぞ!というとってもとっても強い気持ちから今熊本市では今年にはいって殺処分した犬、猫は一匹もいないということです。そうなるにはとてもとてもつらい、戦いがあったようです。自分たちは動物を殺すためにこの仕事をしているわけではない、なんでこんな辛い思いをしなくてはならないのか?だったら生かす努力をした方がよいのではないか、と職員全員がそう思って
実行に移った事これが行政でも変われるという良い例を作ったということです。
もちろん、行政の中や市民の側からも風あたりが強く、喧嘩や苦情、嫌がらせなどもあったようです。
しかし、ここが一番大事なのですが、職員だけにさせて市民は知らん顔というのではなくボランティアや市民の心ある方、愛護団体等が協力し、一丸となってこのことに取り組んだという事です。
このブログでもご紹介しましたが、センターにいる犬はお天気の時はみな外に出してもらって日向ぼっこしています。たまにシャンプーもしてもらったり、毛の長い子たちはトリミングもしてもらっています。健康を考えた餌ももちろんですが質のよい環境で一匹一匹を大切に保護しています。まるで夢のようなはなしですが、これは全て
里親さんにもらってもらうため、センターは譲渡会に出す間の仮の家そんな考えから職員の方も面倒をみています。番組では子猫が生まれたので処分してくれと言ってきたとんでもない人を窓口の職員さんが一生懸命説得しているところも映していました。「今まで猫を飼っていらしたんですよね、なのになぜ子猫が生まれたから殺してくれっていうんですか?ここは殺す場所ではないのでね、里親さんを探す努力をしていただけませんか」と涙ながらに説得・・・・しかし、どうなんでしょう、その子猫を連れてきたおじさんは少々怒っていましたが・・・・おいおい
職員の方も大変です。今までにこういうわけの分かんない人たちの説得に大ゲンカになったこともあるようです。
市は行政としてくさいものにはふたをしろ的なことはせず、センターのやり方に理解を示してくれました。そうして実現したのが殺処分0ということです。番組では他にアメリカやドイツの事も言っていました。よいところを学んでぜひ取り入れてほしいと。ペット税などもとても役に立つんだとも言っていました。そして、かわいいからと生体をうるペットショップにも厳しく制限をしてほしいと大人のねこや犬をシェルターから引き取るという国民の理解も求めていました。
そして、今朝メールを開けるとアニポリさんからのメールマガジンで本を一冊紹介してほしいという事が書かれていました。「命の教室」動物管理センターからのメッセージという本です。
これもブログを書き始めた頃にご紹介した秋田の保健所の保坂さんをはじめ、そこの職員やセンターの取り組みをまとめています。小・中学生向きに書かれていますが、宮崎県のひまわりちゃんの本と合わせて日本人の意識改革におおいに役立つのではないかと思います。ぜひ手に取って読んでみてください。

そんなこんなで、重いテーマを朝から見て、何とかせねばと思っていたら、またまた生まれた子猫をなんとかしてほしいという電話が・・・・里親募集の事をお話して協力はしますがなるべくご自分でやってみてほしいとお話しましたが、機嫌悪く電話を切られました。全く、手術はしないわ、外に徘徊させるわで産まれたら何とかしてくれ~は虫がよすぎます。協力はするけどご自分でもという姿勢はこちらとしてはきりがないのでいいわいいわで全部はやりきれません、なのでこれからも指導という形でやっていこうかなと思っています。

熊本市の保健センターの職員の方たちのように宮崎や秋田のように長野だってできるはずです。
長野市の保健所の所長さんはやる気のある方です。近く作戦を練って説得に行こうと思っています。
本日は少し熱く語りました、長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただきましてすみません。
どうか、なんとかせねばという気持ちをお察しくださいませ。


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指名手配の女・・・・・(○`ε´○)プンプン!! [意見]

さて皆様、先ほど、ローカルのニュースを見ていた時のことです。(`A´)
実は今日の午前10時半ごろ、市内のバスターミナルに炭そ菌をまいたという通報があって付近一帯が大騒ぎになりました。それも人騒がせなとんでもない事件なのですが、それとはまったく違うことで私と娘は「あっ!!!」
と同時に叫びました。ついこの間もさくらちゃんの子猫のプルプルちゃんのことでココにも記事をのせましたが、
その張本人、探していたあの石橋さん(多分偽名)が何とテレビのインタビューでしゃべっているではありませんか、どうやらバスターミナルの中の食堂で働いているらしく、そう言っていました。
その話を知らないという方、よろしかったらこちらを読んでくださいませ。
人の良い会長さんをだまし、私たち親子を騙し、これは詐欺ですよ(´_`。)グスン
ミスレモン流に言えば「腹の虫が収まりませんわ!ポワロさん」とでもなりましょうか、(すいませんマニアックで)
とにかくです。テレビの中でにこにこと迷惑だとか、困ったとかマイクに向かって話しているんですよ。
世間は狭いとはいえ、まるでテレビドラマのような話に大笑いでしたが。
バスターミナルで働いていることが分かりました。プルプルちゃんの消息は?ケージはどうなってるの?
保健所へ連れて行ったとか大騒ぎになったあの時、私なんて警察から、市と県と両方の保健所へまで調べに行って、きっといまでも警察に記録が残っているはずです。
いやぁもう、今日は驚きましたよ。思わぬところで、指名手配中の彼女を発見して(^_^;)
早速お守りの効果かな?(笑)会長さんと相談してみます。まいったまいった・・・・・ですよ。
あんまり驚いたので本日2回目の投稿ですm(__)m
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ドイツに教えられた事 [意見]

http://www.animalpolice.net/kaigai/Germany1/

こちらはドイツ在住のハンナさんが「日本にアニマルポリスを誕生させよう」に送ってくださったレポートです。
ドイツは犬、猫の殺処分0を目指してがんばっています。というかまぁ当たり前のことを自然にやっているという事でしょうか、文化や人間性が違うので犬、猫に対する考え方がやはり根本からちがうと思うのですが、同じ人間同じ地球に共存している者同士なぜこれだけの違いが出てくるのか、正直疑問だらけです。
人の良さそうなおじさん、おばさん、なのに事、野良猫(こういういい方好きではありませんが)のこととなると、人格が変わったように怒りだしたり、非人間的な態度をとったり、犬にいたってはどうせ犬なんだからいいんだよと
自分より劣る物扱いしたり、日本人っていったい・・・・・と理解に苦しんでしまう事が良くあります。
ハンナさんによるとドイツでの殺処分0をめざした歴史というか経過がよく分かります。ドイツの方の誠実さやまじめさが伝わってきます。あの戦争中も活動していたというから驚きですよね、日本じゃぁ考えられないです。
そういう、ベースがあったからこそペットを殺処分しないですむ社会を作りあげたのだと思いますが、そこらへんをぜひ是非、強く望みたいです。真似したいです。ドイツだからできたではなく、できるならやってみよう!学ぼうとしてほしいです。
不要ペット回収車廃止の署名がいったん停止という事ですが、(バナーはまだ有効)なぜそうなったのか、ちょっと気になります。何か、巨大で不穏な影が見え隠れしているような・・・・それに屈することなくやってほしかった、
しかし発案者さんも勇気をもって始められたことでしょうし、大変な労力が必要だったと思うので、それ以上は言えませんが、体制を整え、もう一度頑張ってほしいです。
8千人以上の人が賛同していたのでもったいないですもの。
私はこう思うのです、蟻さんだって沢山集まって頑張れば岩をも動かせると、日本がドイツを見習って何とか殺処分0を実現してほしいそう強く願うのです。

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環境省のポスターを貼ってアピールしてます [意見]

ポスター貼1.jpg
こちらは先日ご紹介した環境省のできたてほやほやのポスターです

ポスター貼2.jpg
知りあいのお宅の壁に貼らせて貰いました。道路に面しているので目立ちます。

アニマルポリスさんに欲しいよ~コールをして20名様のみというのに当たってしまいました。
何とか目立つところに貼っていろんな方にみてもらいたいと思い近所のワンちゃんをかっているお宅にお話して
理解していただき、協力してくださることに。大変ありがたいです。
我が家は道路から奥に入ったところにあるので助かります。


環境省のこのポスターは迫力があります。
動物の愛護の立場から法律ができているにも関わらず、その法律を知らない、保険所の方や警察の方が多すぎます。おととしの秋にお世話をした子猫がとんでもない里親のせいで、遺棄させられたのではないかと大問題になり、私たち親子をはじめ、いろんな方と大騒ぎになりました。その時、保健所の所長さんや警察にも電話でお話したのですが、皆さん何も知らないのです。驚きました。防止会の会長さんと早速、警察に行って資料をみせたり、説明したりしましょうということになったのですが、警察も何かと忙しいらしくタイミングが合わず、今だに行っていません、個人的には、法律の事や、動物愛護法のを説明して印刷物も渡したりしているのですが、とても追いつかないのが現状です。
のんびり、ゆっくりやる問題ではないので、歯がゆかったのですが、アニポリさんでこんないいポスターができたと知らせがあり、手を挙げました。
買えるものならもっと沢山ほしいところですが、部数が決まっているらしく、手に入りませんでした。
たった一枚ですが大切にしてアピールしたいです。
この道路は小・中・高・大の通学路でもあるし、県庁の方もおもな会社の方も通勤に使っている道でもあるのできっと多数の人の目につくと思います。こういう法律があるんだということ、いっぱい知ってもらいたいです。
皆様のお住まいの地域でももし見かけられましたら、ああこれね、とご一読くださいませm(__)m

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可哀想なハリーちゃん [意見]

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この子がハリーちゃん、毒を盛られていなくなってしまいました。
多分死んでしまったのだろうと思います。
さくらちゃん親子の世話をしている間にすぐ近くの餌場に突然現れました。近所の人達はみんな車で来て捨てて行ったのだろうと話していました。捨て猫防止会の会長さんが夜のごはんを担当、私たちは毎日ミルの散歩でおやつをあげて、遊んだり写真を撮ったり、抱っこまでさせてくれたんですよ。
さくらちゃんももこもこちゃんもぼうしちゃんもほかのネコは絶対無理、でもハリーちゃんは抱っこすると気持ちよさそうにうっとり腕の中でくつろいでいました。誰に捨てられたのか、はじめ私ひとりで散歩している時駐車場にうずくまっていて声をかけるとおそるおそるちかよってきたのですが運悪くタクシーが通りかかりひかれそうになったんです。それから暫らくの間は遠くで見ているだけでしたが、もこもこチャンといっしょにおやつを貰いにくるようになりました。それからはハリーと名前を呼ぶと来るようになって、どこをねぐらにしているのか結構元気にしていました。会長さんと相談して手術も無事すませ、目薬だのお薬だのときどき飲ませたりして見守っていました。
それがある日・・・・・いっぱい吐いて、おやつも食べずうずくまっているではありませんか。
会長さんにも話して薬を飲ませたりしたのですが・・・・あの様子は毒の入った物を飲まされたか、食べさせられたとしかいいようがありません。
他の散歩仲間の人も近所の方もいっしょに探してくれたのですが、その日を境に姿が消えました。
散歩の時ミルにハリーちゃんは?と聞くと決まって側溝のコンクリートの蓋を前足で引っ掻くんです。
「ハリーちゃんはこの中にいるよ」とでも言いたげに懸命に前足でそうやっていました。2週間ぐらい毎日、
でもコンクリートの蓋もとなりの鉄の網もビクともしませんでした。
ある方に聞いたところ、ウジ虫がいっぱいこの中から湧いていたというのです。
間違いありません。だいぶ昔の話ですが、ここら一帯の野良猫退治に毒をまいていた人がいたという事も聞きました。でも現場を見たわけでもなく、じっさいには確信はありません。
私たち親子、ミル、ほかの子供ずれの方、近所のおばさん、会長さん、散歩仲間のおばさん、みんなでハリーちゃんをかわいがり、見守ってきました。それをどこかから見ていて、毒の餌を用意していたのかしらと思うといたたまれません。私はこの苦い経験からアニマルポリスを絶対誕生させ、そういう心のない人をなんとかしたいと思うようになりました。
日本のどこにでもある話です。きっと動物達は助けを求めて、ひっそり生きていると思います。
一日も早く何とかしたいです。ハリーちゃんの為にも頑張ります。





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