SSブログ

震災の現場から、犬・猫等のペットに関する情報 [ボランティア]

長野動物愛護会長野支部の会員のSさんと言う方を通して報告がありました。いろんな方に広めて下さいという事で掲載を頼まれましたので本日の記事として載せておきます。



原発にかかる避難指示区の拡大について



  依然として深刻な原発関連の事態でありますが、今後予想される最悪のシナリオ

 についても考える必要が出てくるかもしれません。


  まず、避難している方の中で、やむなく避難所には連れてこれずに自宅等に

 家族である動物たちを残された方々の心中、いかばかりかとお察しいたします。

 早いうちに何とか無事に家族のもとに帰れるようになりますことを祈るばかりです。



  そして、今後原発避難指示区が拡大されるかもしれないと考えるならば、

 現在指示が出ていない地区にいる方々におかれましては、是非とも家族である動物

 たちと一緒に避難してください。



  そのためには、あらかじめ避難所での生活にも対応できるように準備を整えてください。

 具体的には、

   ①日頃から、ケージやクレートに入って待つことに慣らす。

   ②水やフード概ね1週間くらいのものを用意しておく。

   ③フードや水を入れる容器

   ④リード、ハーネス

   ⑤ペットシーツ

   ⑥ウンチ処理袋

   ⑦おしりふきなどウェットタオル

   ⑧猫の場合なら、猫砂と簡易トイレ

   ⑨タオル3枚程度

   ⑩キャリーやケージ

   ⑪身元がわかるよう首輪に連絡先を記す

   ⑫ハーフケット1枚

                  などでしょうか。



   小型犬に比べて大きめの犬などを自宅に残して避難された方が多かったり、

  避難所生活において繋がれっぱなしで餌も不足し、ストレスから鳴き騒ぐ犬は

  やかましいとして、離されたり、親戚宅に避難するにあたり動物たちを連れて行けずに

  そのまま置き去りにされたりするという事態も発生しています。

   人命第一でありますが、命からがら生き延びてきた動物たちも家族同様のはず。

  

   新潟県では、動物救済本部の取り組みとして動物同伴で避難所生活を送れるように

  相談窓口を設けました。(新潟県HP 健康・医療・衛生から入れます)

   中越地震の経験からの対応だと思います。

  そこに書かれている言葉は、

  「ペットたちは、飼育環境が変わること自体、大きなストレスになり、そのストレスを

  軽減できるのは、飼い主さんの声や温かい手だけです。」

LIAの代表は今岩手県に入っています。くわしいことはブログでも確かめられますので気になる方はご覧ください。国際NGO LIA

Sさん、メールありがとうございました。皆さんにも現地のペット達のことを伝えられます。これからもこちらで掲載していきますのでよろしくおねがいします。

まだ写真等が送られてこないようですがそのうちに送ってきましたら紹介したいと思います。
現地では思いもよらない事が沢山あるようです。悲惨な現状や考えさせられることも私たちが想像している以上に大変なこともいっぱいあるようです。
しっかり報告できるように調べたり、まとめたりして、送って下さるそうなのでこちらでもシリーズとして載せていきたいと思います。
nice!(37) 
共通テーマ:ペット

nice! 37