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正式譲渡の子とTNRと保護猫の事について [正式譲渡と意見]

さくらちゃんという仮の名前を付けてもらった子がいました。
チャシロ・サクラ2.jpg

知り合いのペットシッターさんの紹介で里親募集していた子です。
一匹で花児を出して倒れていたところを地元の年配の方が保護して連れ帰ったそうですが飼う事が出来ないので里親さんを見つけてほしいとのことでした。Twitterに掲載したところすぐに問い合わせが有り、8月11日にお見合いの段取りとなりました。


ところが・・・・・(*^^)v嬉しい事に里親ご希望の方から次のような写メが来ました。


「先日は茶白の子猫とご縁を結んで下さりありがとうございました。
本日、保護した大久保さんから引き取って参りました。
当初はお見合いの予定でしたが、Oさんのお家も犬を飼っておりその犬がヤキモチをやいて大変だというお話をされていましたし、私の方ももうこの子しか!という思いでしたのでそのまま引き取らせて頂きました。
数日前に病院にも行って頂いたようで、猫エイズも、白血病も陰性だったようです。
今生後2ヶ月で、オスかメスかはまだ分からないけど、メスの可能性があるとのことだそうです。
なかなかに肝のすわった子なのか、家にきて一通りみて周り、ご飯を食べ終わると主人の座椅子の上や、ビーズクッションの上で寝ております。」

さくらちゃん.jpeg

さくらちゃん2.jpeg

さくらちゃん3.jpeg

そして、アンケートとチェック項目を検討させていただいた結果問題は無かったので、御希望通り正式譲渡という事になりました。


「名前は子供たちが考え【なつ】になりました。
今日、再度病院に行ったところ600gだった体重が800gになっていました(´▽`)ホッ
よく食べて、よく寝て、よくちょっかいを出してきてなかなかヤンチャな女の子に育っております[わーい(嬉しい顔)]?
素敵なご縁を頂きありがとうございましたm(_ _)m」

こちらこそHさんナツちゃんをどうぞ末永くよろしくお願いします。(^^♪
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そしてここからは意見というか皆様にもちょっとお伝えしたい内容を書きたいと思います。

私の住む市内だけでなく、その周辺も含めての相談事項で結構深刻な内容が有ります。
パワハラか?モラハラか?猫が嫌いという理由だけで猫だけでなく人も排除しようとしたがる人がいるという事を全国の皆さんにも知っていてほしいという事です。

優しい精神を持つ方が陥りやすいのが鬱です。専門の病院へ通院、お薬も飲まなくてはならないことになって、嫌な思いをされています。相談や問い合わせの内容から半分以上の方がそう言って困っていらっしゃいます。

猫が好きとか動物が好き、命を大切に思う、見るに見かねて、という事から外で生きる、飼い主のいない猫達にごはんをあげる、そして捕獲して手術をする、飼えれば良いけど、事情で飼えない場合どうしてもTNRという事になるという流れですが、ご飯をあげている時も、TNR目的で捕獲しようとしている時も、叉自分で飼うしかないと決心されて捕獲を試みている時も、常に文句を言われるという恐怖に悩まされます。猫を命ある生き物、人と同じと理解できないレベルの方がいるのは分かっていますが、だからと言って、暴言の数々で脅すようなことをしても良いという事は絶対にありません、叉排除しようとあの手この手で意地悪をするという事を考えてること自体間違っています。
そう言う考えや行動をする人がいる限り、猫問題は解決しません、嫌なら放っておく、何か話し合って良い手立てを見つける、お互いに命の存在を認めて、排除ではなくTNRという方法を受け入れて行くまたは一番は地域猫にするのが良いですが、TNRさえ認めない人に地域猫の理屈は全く無理な相談でしょう。という事で、パワハラ、モラハラのような頭ごなしにご飯をやってる人に向かって精神を病むような言葉を投げかけるのでは無く、人間の知恵を出し合って皆で考えて行くという方法で解決すべきだと思います。

長野市はこの事に関してはかなり遅れをとっています。
殺処分0を目指す環境省のプロジェクトに入って進めているとは言え、結果はまるで違ってお粗末なままです。なぜか・・・・市長にこの事が伝わっていないからです。
いくら戸をたたいても固く閉ざした扉を開くことが無いのはどうしてでしょうか?

ある方も次のように嘆いていました。
「猫に餌をやるなとか、放っておけとか保健所や近所の人たちが今までも何度か言っている。その言い方自体も問題だし、マリエさんも保健所に一番改善してほしいことの一つにあげている。私もそう思う。そしてもう一つ、そう言われて心を病んでしまった人たちのケアはどうするのかなあ。
自分でバンバン活動する人は結構強い心を持っているけれど、見過ごせない猫たちをどうにかしてあげたいと思っている普通の人達って、優しさだけは山ほど持っているのに心は傷つきやすい人が多いよね。今までにもそういう人がたくさんいたよね。そういう人たちの傷ついた心は誰のせいだろう。傷つけた責任はだれがとるんだろう。
クレームや心無い言葉で傷ついた人たちがいることを知ってほしいなと思う。自分たちの言葉が優しいだけの人達に対してはパワハラになるし、病気になるほど傷つけるということもTNRとともに啓発してほしいです。」

という意見も有ります。
先日も市内のある場所でご飯をあげていた方たちが、同じように嫌な目に合ってどうしたらいいのかと相談してきました。必死で捕獲してその後は自分で飼う事にしたというので捕獲器の貸し出しとかアドバイスなどをして応援していました。
ですが結果は・・・・近所の心無い人によるパワハラ、それが原因での精神的なダメージ、何という事なのでしょう。行政も全く頼りにはならずで、むしろ混乱するようなことを言ってきたそうです。

私からは、近所に味方を作る事、一番はその仲間で行政に働きかけてみるつまり、市の出前講座を利用する。自治会への働きかけで、自然と嫌味な心無い住民も巻き込むことができるので効果があるのではということです。
地元の足固めから、同じ考えの人たちの連携、そして環境省という大きな元からのメッセージ等で無知だったその人が自然に反省できる流れを作るという事です。
先ずは一石を投じてやってみる、案外、意見の対立や喧嘩でお互い嫌な思いするよりも効果は有ると思います。

薬物療法ももちろん、対処法として大事では有りますが一番は、気の持ちようです。
自分のやっている事が正しい事、堂々とできる事を確信できれば少しは強くなれます。
猫の事で文句言われて傷ついた市民の皆さん、どうぞ、元気を出して、理不尽な事をはねのけて下さい
心から応援しています。




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