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迷子猫・ペットの捜索について(=´∇`=)Uo・ェ・oU [迷子]

先日見つかったもかちゃんの飼い主さんからこのようなメールをいただきました。
感激しましたので掲載させていただきます。



もか猫も日に日に元気になり、体重も増えてきていたので、今日やっとシャンプーしました。
よく、脱走猫さんを帰宅後すぐに洗う人がいますけど、それはあまり賛成できないようです。
体力が低下していますからね~。

以下が今回の事の顛末です。
「ねこてっくす」さんは、チラシ・ポスターを作ってくれる会社です。
そこで今回の脱走・保護までの経緯が今後紹介されると思います。
内容はこれと同じ物です。


Sさんにもお話したのですが、「こちら肉球クラブ」の「迷い猫応援隊」として活動できたらいいな、なんて思っていました。
猫を探す上で大切なのって、意外ですが、誰かの応援です。
悲しみや不安で心が爆発しそうな時、誰かに「絶対に見つかるよ!」と言ってもらうだけで頑張る力がわいてきます。
ねこてっくすの店主の方や、中村さんの励ましには本当に助けられました。
Cさんも、Sさんも、「応援してくれる方がいる!」と思うと勇気付けられました。

本当に本当にありがとうございました。

もうこんな事がないように・・・しますね!!><



脱走した日:8/7(夕方)
保護した日:8/24(午前11時)

脱走した経緯:完全室内飼いのメス猫さん(避妊済み・5歳)。近所の動物病院から帰る時、ハーネスをして抱っこしながら歩いていました。キャリーには入れておらず。
家目前という時、何かに驚いたもかがハーネスをすり抜けて逃げ出してしまいました。

保護までの経緯:実は恥ずかしい事に、もかの脱走はこれで2回目。1回目は3年前。その時は家からの脱走でした。
ハーネスをすり抜けて逃げる際、逃げた方角だけは確認できていました。
その方角が北の、前回脱走した時見つかったお家(家から半径150メートルの所)の方角だったので、念の為、脱走した翌日に、「前回の脱走ではこちらのお家のお庭で見つかりました。また来るかもしれないので注意してみていただけたら嬉しい」という事を伝えておきました。

9日に、前回の脱走の時に使ったポスターが残っていたので、自宅から半径300メートルくらいの中の電柱に貼りました。

12日に、「ねこてっくす」さんで注文したチラシ100枚が届いたので、近所の方には出来るだけ玄関のチャイムを押してチラシを渡し、話を聞いてもらいました。
宅配の方、新聞配達の方にもチラシを渡し、スーパー3店、コンビニ1店、近所の動物病院にもチラシを貼っていただきました。
この日に、新聞折込に入れる場合、いくらかかるか、1kmの範囲では家が何件あるのか、新聞屋さんに相談に行ってきました。

24日に、半径1kmの範囲のお宅に新聞折込としてチラシを入れてもらいました。1450件ありました。
同日午前11時。やはりもかは最初の脱走で見付かったお家で発見されました。そのお宅の方が気にしてみてくれていたようです。
折込チラシとは関係なく、最初に配ったチラシを見て、写真とそのお宅の倉庫の中の発泡スチロールで寝ている猫ちゃんが似ている、との事で連絡をしてくれました。
猫を入れる袋と好物のおやつを持って慌てて駆けつけると、発泡スチロールの中は空でした。
お家の方にその猫さんの特徴を聞くと、やはりそれはもかで間違いなさそう。今姿は見えなくとも、ここで張り込んでいれば、また会えるに違いないと思い喜んでいたその時、鳴き声が聞こえたのです。
倉庫のどこからか、か細い鳴き声が!
それはまさに18日間探し求めていた愛猫の声。
ずっと鳴き続けています。しばらく探して、やっと積まれた材木の間にもかの姿を確認しました。
お家の方は気を利かせて、倉庫から離れた所で私を見守ってくださいました。
呼んでも呼んでも鳴いているばかりで、そばにきてくれないので、おやつを取り出してニオイを振りまくと、
やっと寄って来てくれました。
ご飯を一口食べている時に体を触ったら、驚きもしなかったし、逃げもしなかったので、勢いよく首根っこを押さえて、猫を入れる袋の中の押し込みました!

18日間、台風の日も、雨降りの日も、毎日探し続けました。
脱走中の前半は、涼しく雨の日も多かったので、小ぶりの時間を見つけては昼間も夜も探しました。
後半は暑い日が多かったので、昼間は探さず、深夜、明け方に探していました。
毎回名前を呼びながらの捜索です。
猫さんは耳が良いというので、聴覚に訴えました。
もかはいつも私が名前を呼ぶとお返事をする子でしたので。
今は怖がってお返事も出来ない状態かもしれないけど、私の声を聞けば少しは安心するかもれない、と思い一生懸命名前を呼び続けました。
カリカリを洗濯ネットに入れて、振り回しながら歩いた日もありました。
お皿とスプーンを持って、チンチンと鳴らしながら歩いた日もありました。
好きなおやつの袋をガサガサさせながら歩いた日もありました。
猫砂を家の周りの要所要所に置きました。
私の服を水洗いし、その水を家の周りにまきました。(一日3回)
もかのお気に入りの毛布を毎日干しました。
猫トイレは、網戸になった玄関のまん前に置きました。玄関は24時間猫が通れるくらい開けておきました。
近所に小さな神社があって、そこで捜索に出る度、お願いをしていました。力を貸して下さい、もかを見守って下さい!と。
でも、見付かる4.5日前には、お願いどころかほとんど恨み節になっており、「まだ私を助けてくれないんですか!いつになったら助けてくれるの!?私は絶対もかの事諦めないんだからねっ!!」と・・・。
A4の紙に「もかは必ず見付かる、絶対に見つける」と書いた紙を壁に貼って、日に何度も声に出して言っていました。
猫さんが帰ってくるおまじないもしました。
捜索中に出会う野良さんたちに「もかを見たら帰るように言ってね」と伝えておきました。
とにかく、出来る事は何でもしようと思って、片っ端からやりました。

もか、その後:捕まえたその足で近所の動物病院に飛んでいきました。
もかは後ろ足の爪、何本かが根元から取れており、しかもそこは化膿していました。その爪は今後再生するか分からない、との事。
軽い脱水症状もありました。
肉球の怪我もありました。
体重は4.8kgから3.7kgに。
食事はほとんどとらず、水もあまり飲んでいなかったようです。
怪我の手当て、注射を何本かしてもらって、一緒に帰宅したのですが・・・。
実はもかより飼い主の私が大変でした!
もかを発見した時から手の震えがあったのですが、病院に到着するや否や、足も震えだし、
おまけに手足のシビレも出てきました。顔の感覚も変で、筋肉がこわばって笑う事も出来ません。
そのまま、病院の長椅子で横にならせてもらっていて、もかの手当ては一切見ていられなかったし、側で励ましてやる事も出来ませんでした。
一時間位横になりながら、先生とお話して、今までの出来事を大泣きながら話し合っていたら、だんだんと症状が落ち着いてきて、やっと立ち上がれるようになったのですが、先生が心配して私の手を引いて我が家まで送ってくださいました・・・。
寒気がしたので、熱を測ったら微熱が!2日間微熱が続きましたが、今やっと熱も下がり、元気になりました。
もかも日に日に元気になってきています。

猫さんの捜索は本当に辛いですね。
大泣きしながら探す日もありました。
18日間食事はほとんどのどを通らず、熟睡出来ず、猫の捜索以外の事は手が付きませんでした。
私は、完全室内飼いのメス猫さんの場合しか分かりませんが、
これを読んでいる猫さん捜索中のみなさん!
猫さんは必ず見付かります!!
一回脱走経験のある猫さんだったら、前回と同じ所に行っている可能性が高いです。
室内飼いで、メス猫さんの場合、ほとんど遠くに行かず、同じ所でじ~っとしている、と色々なサイトに書かれていますが、それも恐らく本当の事だと思います。
もかも実際150メートルしか離れていないお家で見付かっています。多分、最初からその家にいたのではないかと私は思っています。
期間中、台風による大雨、低気圧による雨が長い期間続きましたが、体や足はあまり汚れておらず、水だってほとんど飲んでない状態です。
大丈夫です。猫さんがいない寂しさを力にかえて、捜索頑張って下さい。
やはり、チラシ配りやポスター貼りが一番大事です。
そうしたら、あなたの愛猫さんは必ず見付かりますから!
「必ず見つけるんだ」という強い意志を持って行動して下さい。
そうすれば結果がついてきます。


ということで、飼い主さんの努力願いが届いた結果と思いました。本当にお疲れ様でした。
ジューン君の時もそうでしたが、飼い主さんがあきらめず一生懸命にやってくださることが飼い猫や犬を見つける早道です。私たちはアドバイスや応援拡散などのお手伝いくらいしかできません、歯がゆいですが限界を感じています。
提案のように会として「迷い猫応援隊」だ出来たらいいのですが今後の課題として検討してみたいと思います。

Hさん体調が戻られて良かったです。きっと心労からの不調だったのではと思いますが(^_^;)
もかちゃんの怪我も早く回復してくるといいですね。

皆さんもぜひ今れを参考にされていなくなったペットを探す参考にしてくださいね。

もかちゃん2.JPG
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