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3匹の里親募集のその後(*^_^*) [里親]

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しのちゃん

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ことらちゃん

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ブラックちゃん

市内に住む高齢の御両親が飼われていた3匹です。
今回里親さんを捜してほしいと電話してきたのは千葉に住む娘さんでした。
お父さんが施設に入るので、飼っている猫達を何とかしてほしいという事でした。
確かにどこでも起きる話だと思います。
年配の方にとってペットは心のより所、支えです。飼ってはいけないという事ではなくできればずーっといっしょに
いたいと思うのでしょうが、病院や施設に入られるとなるとどうしても連れていけません、子どもさん達が近くにいたりすればいいのですが、県外に住んでいるケースも多いのでこういうことは良くある事だと思います。
お姉さんは茨城に住んでおられ、猫の事を担当することになったのでと改めて電話してこられました。
 
18日にこちらに来られて入所させるので、その時に猫の事もやりたいということでした。
それまでに里親さんを捜してほしいというのですが、一時預かりさんにお願いしてから捜しましょうという段取りをつけたのですが、ここで問題発生です。
健康診断とワクチンを病院で受けてもらうようにした所、ブラックちゃんがヘルペス、しのちゃんはエイズだとわかりました。これはちょっと困ったことになりました。
奔走の結果、ブラックちゃんはお姉さんの知り合いの方が引き受けて下さる事に、しのちゃんはとりあえず妹さんが千葉へ連れて行ってから考えるということになって、ことらちゃんだけこちらで見つかった里親さんの所へ行く事になりました。ことらちゃんは今一時預かりさんの所にいます、とってもなつっこくてすでにひざに上でゴロゴロしているようです。いっぱい長生きして幸せになってほしと思います。
以前ここでもヘルペスと猫エイズについて書きました。
どちらも大変な病気です。猫達には本当に気の毒なのですが感染力の強いヘルペスはなかなか厄介で先住ねこがいるお宅では受け入れが難しいのが現状です。猫エイズは比較的発病しなければ保菌していても大丈夫と受け入れてくださる方も多いのですが、今回しのちゃんもことらちゃんといっしょにと言って下さった里親さんは、最近飼っていた猫を亡くされたばかりでまだその事で悲しい思いをされていて、病気の子を受け入れる余裕がないということでした。「大変申し訳ないけど、元気な子だけでお願いしたいのですが」と言う事なので、そのお気持ちも分かりますし、無理に押し付けるわけにはいかないのでことらちゃんだけお渡ししました。

時間の限られていた中皆が一生懸命命をつなごうと頑張りました。
インターネットがなければこういう話って進まなかったと思います。ブログをやってて良かった例え一匹でも里親さんが見つかって良かった。そう思いました。
ブラックちゃんは茨城へしのちゃんは千葉へことらちゃんは伊那市へとバラバラにはなりますがきっとそれぞれの地で幸せに生きて行ってくれると思っています。
沢山の皆さんの好意、電話でお話させてもらった方、病院のみなさん、本当にありがとうございました。
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