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署名のお願いと里親募集の子 [里親募集とお知らせ]

杉本彩さんが代表を務める、Evaで署名を行っています。
松本の事件、劣悪な環境での1000匹の犬の飼育の業者に対する行政の指導の間違いを正すためにも二度とこのような事が起きないように一人でも多くの賛同をお願いします。

この署名に関連する事ですが、昨日地元のテレビ局(NBS)でまとめとしてでしょうか放送がありました。私は初めて犯人のブリーダーで経営者のM氏の声を聴きました。
反省・謝罪・後悔・・・・・言葉だけで腹が立つばかり・・・・そう思っていたのならなぜすぐ止めなかったのか、怒りと疑問とが交互に湧き上がって来て気分が悪くなりました。

テレビではそれを放っておいた行政の事も伝えていました。通報した元従業員の女性も引き取った犬を抱きながら、その悲惨な状況を何で保健所が何もしてくれなかったのかと嘆いていました。
麻酔なしでの帝王切開は本当にあった事、餌もろくに与えず、もちろん掃除も無し、飲み水も取り換える事も無し、日に日に環境は不衛生のまま放置・・・・・犬は物として産ませるだけ産ませていたという証言もありました。保健所に言っても「適切な指導はしている、伝えている」で済まされていたという事でした。

やはりそうだったのかと、膨大な報道の資料を読んでも分かります。
酷い状況の時一番頼りになるはずの保健所、適切な指導が本当にされていたなら、1000匹も飼育することは不可能だったはずです。
近所のお宅、画面からはすぐ近くに民家が有りましたが、悪臭や鳴き声が酷くそれを指摘していたにもかかわらず、何の手も打たなかった・・・・当時の担当者?責任者?は専門の知識が無かったからと言う話ですが、一目見れば子供だって不適切と分かる状況をなぜ、権限が一番ある保健所が見逃していたのか?何を恐れていたのか?疑問ばかりです。

メンバーや知り合いや個人のボランティアさんにも署名の件でメールしました。
数名の方が、テレビに向かって怒鳴った。画面を殴った。紙に経営者の名前を書いて破いた。
一番多かったのはやはり、頭にきて普段言わないような言葉で罵倒したという事、私も同じです。
絶対に許せないです。こんな人ン減観たことも聞いたことも無い、杉本さんもこの松本の事件を聞いた時ショックだったと言っていました。沢山のこういう酷い話を見聞きしてきた杉本さんでさえ、驚きだったという事です。
全国にも色々と有りますが、この松本の事件は最大級の事件です。

最高の刑にして、留置して欲しいです。
正義がまともに動いて、少なくとも法律が機能してくれる事を願います。
そのためにも、署名や一般の皆さんの発言は一人でも多い方が力になります。
誹謗中傷の類ではなく、今後の行政の在り方、動物に対する愛護法の在り方等について国民の気持ちになってほしいという事を訴えて下さい。提案でも良いです。他県の自治体の良い所を参考にするのも良いです。前向きな発言で日本の動物たちを特にペットたちを守りましょう。

いつも思うのは保健所の対応がどこも一緒なのは疎かたないとして、その内容が疑問だらけだという事です。私が活動を始めてから15年、糞尿とか悪臭、鳴き声などの苦情は一件もありません、一番多くて私自身も困るのが保健所の対応です。どうしてもっと市民の側に立った対応ができないのでしょうか
言われた一番多いのが次のような事です。
① 餌はやるな猫はどこかへ行く 
② 超音波の機械を貸すから庭から追い出せ 
③ 飼えないなら拾うな、拾ったらいたところに戻してこい
④ 保健所は捕獲や引き取りはしないから自分載せ二人でやる事
⑤ 猫は拾ってはいけない動物ですよ

この5つはいったいどうやってできたマニュアルなのでしょうか?市民の皆さんが嘆いて相談してくるほとんどすべてがこの言葉でした。年配の方は皆さんそう言われてショックで寝れなくなってしまった。お薬をもらうようになった。思い出しただけでも震えてくる。また実際に男性の方達は窓口で怒鳴って来た。ある人は怒りを私にぶつけてきた方も数名います。もちろん私に言う事ではないですがと前置きしてからでした。そういう市民の目線ではない対応が今回の残念な事件にもつながったのではないかと思いました。
私達の会は、こういう苦情を言ってきた方の一人でも多くの方に寄り添い、一緒になってTNR,またはTNTAを行っています。会発足の当時から保健所以前の猫達を救うという事でメンバーには承知してもらってきました。

一時預かりシステムはそのために必要な事でもありました。
譲渡会だけでなく、里親募集することの重要性、保健所に言っても対応してもらえなかった市民の、猫達の救済、これが私たちの会の使命と考えています。
行政批判をすることなく、その穴埋めをできるだけしながら、猫達の命を幸せに持って行くのが一番です。

ペットショップでの生体の販売の在り方が今一番問題ですが、それを何もせずにいた行政への疑問、不満は野良猫対策、にもつながっています。
「遺棄や虐待は犯罪です」と言う環境省と警察庁のポスターを思い出してほしいです。
この1枚のポスターには、作られた当時の皆さんの思いが込められています。
その事を行政の職員の皆さんも承知していてほしいです。


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先日もご紹介した。2匹の里親募集を再度拡散します。

星・とらちゃん2.jpg

来年の干支と同じ名前のとらちゃん、オス・推定5歳位・去勢とワクチン駆虫済、他人も猫も好きな子です。少し太り気味の大きな子です。ですが性格はとても良い子だそうです(*^^)v
いつでもお見合いできますのでお問い合わせください

同じお家に拾われた子
星・ハナちゃん.jpg

ひげ模様から、ハナちゃんと言う仮の名前のこの子は3歳位、メス・避妊・ワクチン、駆虫済み
このひげ模様が個性たっぷりで面白いです。

保護した方がアレルギーがあってこれからもずっと飼い続けるのは難しい事が有ります。
還付薬や家の中の工夫で少し良くなってきたそうですが、遺棄されたというとらちゃん、拾ったというハナちゃんどちらもかわいそうなので頑張って面倒見ているそうですが、もう一匹の亡くなった友人から引き取ったという1匹については不思議とアレルギーを起こさないので最後まで飼うつもりとのこと、ですがとらちゃんがその子12歳になる子が大好きで追いかけ回すので、その子がストレスを感じ始めて体調に変化が出てきたとのこと、そこで何とか里親さんに引き継ぎたい里親さんを探してほしいという事です。以前は上田市に住んでいたそうです。その時にも里親募集をしていたそうですが、人気はハナちゃんの方、なぜか正式譲渡にまで行かず、問い合わせのみで話が終わったそうです。
できればトラちゃんを早くバトンタッチ出来たら助かるという話です。
茶シロの成猫ですが、おとなしめだそうなので家族にしてくださる方ご検討ください。









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