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平成最後の記事となりました(#^.^#) [譲渡会]

第36回の譲渡会のお知らせです
2019年5月26日譲渡会チラシブログ用.png

いつも譲渡会の受付で配っています会報ですが、今回は特集として次のような内容で書きました。

特集 T(Trap)N(Neuter) R(Return)とT(Trap)N(Neuter)T(Tame)A(Adoption)

最近では皆さんもよくご存じかと思いますが、捕獲して、不妊化手術をして、元居た場所に戻すといういわゆるTNR活動は私達ボランティアの間でも定着しきつつあります。これは前からお伝えしていますが、不幸な猫を増やさない、猫が嫌いな人にも納得してもらえる、猫と人が同じ場所で共存できるとても良い方法であります。またこの一歩上をいく活動に手術をした猫を人なれさせて、譲渡するというTNTAという活動も最近ではあちこちで行われています。
私達「こちら肉球クラブ」は、このTNRとTNTA活動を推し進めて、猫にも人に      
も優しい街づくりを目指しています。
例えば、よくある問い合わせにはこういうことがあります。・・・庭や駐車場に来ていた猫にエサをやっていたら居ついてしまった。そのうちいつの間にか子猫を連れてくるようになった、さて家では飼えない、でも親子の猫がかわいそう、保健所には連れていきたくはない、近所の目も気になる、仔猫が飛び回って車にひかれそうで危ない、何とかならないか・・・・このような例がほとんどです。餌をあげている場所が多少違ったり、飼えない理由もそれぞれだったりではありますが、このようなことが多いのではと思います。

猫が好き、飼いたいけど飼えない、家にもいっぱいいる、さて目の前のかわいい子達をどうしましょう。困ったので何とかしてほしいということですが、まずはTNR!捕獲して、不妊化手術をして、リリースする事、ご飯はその子の命が自然に召されるまで毎日1~2回を目安にあげてください。近所の方に相談して一緒にやってくださる方を探したり、または嫌な顔をしてみている方にはきちんと説明して、そのことを告知しましょう。話しにくい雰囲気でしたら保健所やボランティアさんに相談して一緒に説明をしてください。もし、その子たちの中で人なれできている、またはまだ仔猫でかわいいと言う事であれば里親募集・譲渡することも検討して、譲渡会まで預かってください。その間に人なれ修行、病気なら治療、簡易検査やワクチン(3種)も済ませて、譲渡会にエントリーしてください。どうしても保護が無理という場合はこれもまた保健所やボランティアと相談してください。可能ならば引き取って里親募集を行います。基本は常に手一杯状態なのでその時の状況で要相談です。猫が単にかわいいから、かわいそうだからではなくその子の一生が幸せになれるよう、野良猫として生きていけるよう、またはもらわれて新たな一生が送れるようにその優しい気持ちを力としてお貸しください。私達ボランティアはそのためにお手伝いをさせていただきます。例えば、捕獲のお手伝い、不妊化手術のための搬送、餌やりの指導、緊急時の対応などです。

ーーーーーここまでが特集の内容です。

私たちにできることは限りがあります。またすべての猫を救う事も不可能と承知ください。
ただ目の前の救える命に対してはメンバーや一般の方、また行政の力を借りてできるだけ救いたいと思っています。
令和の新たな時代に、この決心はメンバー、どこのボランティアさんの気持ちもみな一緒だと思います。
新たな時代でもやることや気持ちは一緒、「こちら肉球クラブ」は救える猫たちの幸せのために微力ながら頑張りたいと思っています。


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迷子のお知らせと里親募集と多頭飼いのその後の事 [里親募集と迷子情報]

里親募集中のみきゃんちゃんです。

一時的の預かりをお願いしましたYさんから近況報告と写真が届きましたので掲載します。

みきゃんちゃん預かりさんの家で.JPG

みきゃんちゃん預かりさんの家で2.jpeg

みきゃんちゃん預かりさんの家で3.jpeg

みきゃんちゃんはとても元気です。おとなしくしていてもらいたいんだけれど、遊びたくて遊びたくて走り回っています。走っているときはびっこを引いているなんてわからないけれど、歩いているときははっきりとびっこを引いているのが分かります。本人は全然痛がっている様子もないし気にしている様子もありませんが。それでもマリエさんのおっしゃる「お嬢さん座り」をしますね。そしてゴロっと横になったままズルズルと移動するときがあります。それがとてもかわいいです。
遊んでいるときは「ミー」とか「ミャー」と鳴きますが、甘えるときは「メ~」と山羊のような鳴き方をします。
抱っこをして外を見るのが好きなようです。おとなしく興味津々眺めています。
先輩猫達とはまだ少し距離があります。なにせ先輩三毛は猫嫌いなので、遊びたくて側に寄っていくみきゃんちゃんに威嚇し、近づき過ぎると猫パンチ。でもみきゃんちゃんは全然負けていないしめげません。時々威嚇という方法で口答えしています。さすがに猫パンチのお返しはしません、というよりできません。自分の手のほうが短くて届かないということが分かっているのでしょうか。
それでも窓を開けて外気を入れてあげると、外のにおいは魅力的なのでしょうね。3匹揃って外のにおいを嗅いでいます。
ご飯は朝晩ほとんど完食。ただ家であげている缶詰がお口に合わないのでしょうか。缶詰は全然食べません。カリカリおやつとちゅーる、ミルクが好きなようです。
みきゃんちゃんは一人遊びもしてくれますし、手のかからない子です。
気になることがあるとすれば、一つは足の状態。生活するには何の問題もないですし痛がる様子もなく元気に走り回っていますが。もう一つはちょっとした動きに敏感に反応することでしょうか。私がちょっと体を動かしたりすると遊んでいても動きを止めてこちらを見ます。時によっては慌てて逃げ出します。ただこれは野良でいたときの名残りではないかと思います。まだまだ警戒しているのかもしれません。でも自分の居場所が安心安全なんだと分かってくれば、こんな行動も無くなっていくのではないかと思っています。

とにかく前預かりのUさんのお母様がとてもかわいがってくださったようで、みきゃんちゃんは人にも馴れていますし甘えん坊。足のハンデなど気にしないという優しい家族が現れてくださるのを待っています。
みきゃんちゃんの背中の模様が何ともいろいろ想像できる個性的な模様です。

Yさんお世話になりますが里親さんが見つかるまでの間よろしくお願いしますm(__)m

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40数匹いました。多頭飼いのお宅から良い知らせが来ました。

先日の土曜日に大町で譲渡会を開いていただき、譲渡が決まった子が4匹、トライにでる子が1匹決まりました!
譲渡確定の子は、ハチと大五郎とから松とぶちです。トライは最年長のそら豆が先住猫さんのいるお宅にいきます。
今週中に譲渡されますのでうちにいる子が20匹をきりました。
子猫が減ってきているなか、成猫でも希望してくださる方々がいてくれることが嬉しいです。

飼い主のKさんの努力もあるとは思いますが、猫たちが皆性格が良くおとなしくてかわいげのある子たちなので、仔猫でなくても決まっていくのだと思います。20匹を切ったとの知らせに元気が出ました。それぞれのお宅で幸せになれれば本当にうれしいです。良かったですねKさんもうひと踏ん張り頑張りましょう。(*^^)v

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迷子のお知らせです。

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ルネ・メス・4歳・茶白(アカトラ)20日(土)の朝から、長野市の三輪の自宅からいなくなったそうです。鼻と口と肉球(毛が生えていない部分)に「黒いブチの点々あり」アゴをケガしたことがあり、右の牙が折れてしまっています。

見かけた方保護してる方がいましたらご連絡いただけると幸いです。



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majiyoさんありがとうございました。 [お知らせ]

majiyoさんが亡くならてもうだいぶたちましたね。本当にすごい方でした。このブログを通じて知り合って、記事を読ませてもらって、何と最後には猫たちのために使って下さいというご寄付までいただきました。通帳にお名前が・・・・・メールにもしっかり明記されています事大事な思い出でもあり、宝物でもあります。娘さんが4月7日に納骨を済ませたという記事が書いてあったのでこちらで桜の献花をさせていただきます。いつも犬のミルとの散歩で写真を撮ってきた空き家の一本の枝垂れ桜、今年は本当に見事でした。たった5分ほどのお花見でしたがたくさん撮ってきたので掲載させていただきます。娘さん、どれか一枚持って行ってくださいねm(__)m

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近況写メとお願いしたい事(^^)/とお知らせ [お願い]

私たちは個人のボランティアのグループです。NPOではなくあえて小さな団体ということで活動しています。やっている事は
譲渡会(保護猫に里親さんを見つけるための会です)
一時預かり(数名でチームを作って、保護した猫を一時預かって、里親さんにバトンタッチするまでの間お世話をする)
販売(譲渡会やイベントなどでオリジナルのグッズを販売して活動費にしています)
捕獲する(保護するための猫の捕獲)です。

少し前までは地域猫の事をやるのは無理、止めておくという方針でした。非常に時間と労力がかかるのでとても個人の団体では手に負えません、まずは地元の行政と組む必要があるのですが市町村の中でもそういう話を進めてくださるという時間が取れません、しかもまだまだ理解していないという所も有りました。また行政から地元の自治会(区会・町内会)に下ろしてまとまりを作ってもらい、その後私たちが話に行くという道筋を本当に時間がかかってしまって取れないため、では自分たちで直接自治会に話をもっていこうとすると、聞く耳を持ってもらえないと言う事から、話しすらできないという壁にぶち当たってしまいます。それでは本格的な「地域猫」ではなく、単にTNRに切り替えて今困っているその場の調整をしようと試みると、これまたいろいろな問題があって捕獲とか、その後のえさやりさん確保のことなどがなかなか決まらず、できないと言う事ことになってしまうのです。やはりどう考えても、保健所や市町村のバックアップがあって地元の自治会が協力体制で住民の説得をして、不幸な猫を増やさないようにする、増えなければ数年の我慢で(3年前後)でその場から猫たちは消えていなくなります。子猫も生まれないです。さらには一匹でもなんとか救えたら里親募集したい言う事、この思いがなぜ伝わらないのか、一緒にやっていこうとする気持ちがなぜ動かないのか不思議です。

私たちの会は私を除いて全員がお仕事されています。職種も様々です、休日も不定期、勤務時間も不定期、ですがみなフルタイムで働く中、ほんのちょっとの時間でもなんとか猫たちのために手伝いたいという思いから協力してもらっています。どこのボランティアの皆同じです。共通しているのは生活のために仕事を持っている、家族がいて家のことなどもしなくてはならない、もちろん自分の言う絵の猫たちの面倒も見る・・・・好きだから当然でしょうと思われているようですが、それだけでは動くことはできません、やればやりほど奥が深く多くの仕事が山のように押し寄せてきます。猫がかわいいかわいそう大好きという情の部分だけではなく、私あっちを動かしているのは、本当に飼い主のいない猫たちが生きずらい世の中にしてしまった人間社会の反省も含めての事です。交通事故や虐待はもちろん、ちょっとした人からの心無い仕打ち、子猫は生まれれば捨てれば良いと言う事、見かけたら蹴飛ばせばよいという発言そういうあってはならない事を未来ある子供たちに見せて良いのでしょうかという事まで含めて、何としても共存しながら、同じ地球に生まれて生きるものとして認め合うこの理想を理解してもらいたいがため頑張っています。

依頼の電話などではボランティアなんだからやるのが当然、という態度で話される方もいます。が皆ボランティアはネル間も削り、自分の事は二の次にして一生懸命にやっています。会のメンバーのその姿は本当にけなげです。他の団体でも体調を崩したり、嫌な思いをして挫折してやめていく方も多いと聞きました。ですがそれではせっかくの思いが途中で切れてしまいます。気持ちがあったら、無理をしない事が一番です。できる範囲でのお手伝い協力こそがボランティアの活動を長く続けていけます。そのためにも常に足並みはそろえて、「それできないなら少し手伝うよ」とお互いの信頼関係の中で声をかけることが大事だと考えます。
私あっちは地域猫の事は無理とはじめはあきらめていました。ですが、何とかそこもやりたい、やれるのではというメンバーもいます。地元の話し合いをするためには何から手を付ければ良いか、模索は続きますが、政治の力も借りて行政を動かし自治会を説得し、そして一般の方への理解も得る。またはその逆方向から、一般お方を説得してその声を行政にもっていくそこから自治会へという流れ、どのようにしてもよいですが、限られた人数・時間の中で最大限の知恵を絞って、動物ボランティアとして「こちら肉球クラブ」の会としてやれることをやっていかなければと思いました。もし、何か一つでも手伝おうというお考えのある方、なんでも歓迎ですどうかお力をお貸しください。

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以前後ろ足が開示症になってるのうさぎの里親募集をしましました、あれから一時預かりをしていたHさんの息子さんが飼うと事になって今愛知県の方にいます。その後はとても元気にしていて、ホームセンター方ぢ来とって良かったと喜んでいます。

名前はタイロン君です。メスではなくオスだったようです。(#^.^#) 写真は送ってもらったのですが拡張子が違って開かないため少し前のものです。
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Hさんの息子さん、末永くよろしくお願いします。

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迷子だったみやちゃんも今トライアル中ですがお家ではすっかりなじんで。ほぼ決まりだと言う事です。

みやちゃん里親さんの家で4月15日.jpeg

みやちゃん里親さんの家で4月19日2.jpeg

Kさんどうぞよろしくお願いします。m(__)m


猫嫌いのポンっちゃんは正式に決まりました、猫のいないお宅でリラックス里親さんとは早くも一緒のお布団で寝ているそうです。一匹飼いでじっくりかわいがってくださる理想の飼い主さんい巡り合えたこと本当に良かったです。本日譲渡契約書も届きました。ありがとうございました。

ポンっちゃん里親さんの家で.JPG

ポンっちゃん今度こそ幸せにね。ご心配いただいた皆さんありがとうございました。


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追記です

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21日(日)午前10時から午後5時までの間 TOTOの長野ショールームして、メンバーのご主人の会社でイベントがあります。そこにまた参加させていただいて、オリジナルのグッズの販売をします。またメンバーのNさんの「山ねこキッチン」さんのクッキーの販売もさせていただく予定です。イベントと合わせてこちらの方もよろしくお願いします。m(__)m


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里親様からの近況写メとさらに里親募集 [里親募集・近況写メ・]

時々近況写メを送ってくださり、その後の様子などをお知らせいただいています。Iさんから平成最後の近況写メが届きました。以下は全文です。↓

「今年、年始めには早く暖かくなりそうな気配を漂わせていたのに、桜も足踏みするほどの寒さが再来しております。おかわりございませんか?
ましゅまろことまろもおじさんのそらもそれぞれ元気にまた1年を重ねました。譲渡会から6年、まろは成人猫の大きさでこれ以上は大きくなることもない一定のサイズに達し、相変わらずのお転婆おばちゃんです。自分のテリトリーを奪われたり侵されたりすることもないので、この頃はおトイレの後の砂かけお掃除を省略しているのですよ、やれやれ。
そらは野良ちゃん時代の出会いから既に5年半が経ち、完全屋内生活4年となりました。加齢に伴い歯が弱わり上顎の牙が二つとも抜けてしまいました。でもご飯はしっかり食べています。夜就寝前に湯たんぽを入れてあげるとその上を陣取ってほぼ爆睡しております。
肉球くらぶの皆様、今年もどうかそれぞれご自愛のほど活動されますように。」

そらくん、なんだか渋い感じになってきたのかな(^_-)-☆ 
そらちゃん平成最後.jpeg

被り物が似合うましゅまろちゃん(^^♪
ましゅまろちゃん平成最後2.jpeg

ましゅまろちゃん平成最後.jpeg

いつまでも健やかで幸せにね♪ Iさん、ありがとうございました。

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そして、沢山飼っているおたくのWさんの所の子も再度里親募集です。40匹を超える猫たちがいたことで借りているお宅を出なくてはならない、期限は3月いっぱいと言われて、大慌てで里親募集を始めました。飼い主さんも頑張って手術をすることに積極的に参加、丸投げではなく費用の事も含めて頑張ってくれました。あちこちで聞く多頭飼いの崩壊にはならず少しずつではありますが、里親さんにも恵まれ、全頭手術もワクチンも済ませることができました。松本のこねこの会さんの協力なくしてはこの事は進まなくできなかったと思います。本当に感謝しています。松本でもまた、さらに上田のボランティア団体も協力してくださって譲渡会に参加できたと言う事です。たとえ離れていてもボランティアの気持ちはみな同じです。不幸な猫を増やさない、今いる子は幸せに、病気の子はできるだけ治療をする。このことで一丸となって動きました。改めて皆さんの心意気を感じました。ありがとうございました。
 
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この子たちはすぐにでも里親さんにもらってもらえる子たちです。お見合い可能です。5月にまた譲渡会をやりますがその時にも来る予定です。皆性格が穏やかで、猫風邪の治療も終えていて元気です。名前もついているのですが・・・・ちょっと私からはよくわかりませんので茶白・キジトラ・黒・キジ白という感じでお声をかけてください。成猫です。初めて飼う方、以前飼っていて今は飼っていないという方、先住のお友達にもう一匹飼いたいという方などにこの子たちは適しているように思います。ぜひお問い合わせください。お見合いもお届けもこちらからお世話いたします。m(__)m

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そしてまだまだ春には遠いこの頃ですが、去年からかかわっています信濃町というところもこれからTNRを進める予定です。手術をしない事でどんどん増やしてしまったお宅の周辺は常に多くの猫がいる状態です。毎年増えているため、何とかここでストップさせないと、周辺の迷惑はもちろん、猫たちにとってもなにもよいことはないです。事故で死骸が見つかったり、病気になっている子もいたり、ご飯がまともに食べれないので、餓死する子もいます。猫を嫌いな近所の方や、商店の方からの苦情もあります。追い払われて人間不信になっている子や、逆にえさをもらって生き延びている子そしてそこでまた増えてしまう・・・・この悪循環を断ち切らないとということで去年メンバーが通ってくれました。増やしているお宅と交渉してまずはそこのおうちの子を全部不妊化手術をしてもらうことに、5匹中4匹まで済ませて後残り一匹だそうです。また外にいる子たちも5匹、こちらは野良として生きているため捕獲も難しいです。
雪がまだまだ有ります。警戒心も強い子たちです。ですが、何とか手術はやっていかねばなりません。その子たちに冬の間中毎日ご飯をあげてくださったFさん、本当にありがとうございました。雪のある間はこちらからは通えなかったのですがこれからは段取りを整えてやっていくつもりでいます。さて、メンバーは皆仕事を持っていますし捕獲をするにはなかなか時間もとれません、協力してくださる方を募集したいと思います。信濃町方面の方是非お問い合わせください。

昨日、信濃町の某所でヤマトとタケル君兄妹を保護してくれた方と電話で話しました。あの兄妹も元は増やしてしまった家の近所の子たちから流れてきた子だという話でした。猫の好きな方はそういう情報を共有しています、話をお聞きしたらみなつながっていることに驚きました。そこでTNR後のエサやりさんも紹介してほしいと頼んだところ・・・・探してはみるけれど・・・・ちょっと・・・・という口を濁したお返事、どうも周辺ではオスは手術するがメスはしないという事も有りほかでも増えている事、おなかの大きなメスはかわいそうだから手術しない、だけど生まれたら山に捨ててくると言う事、でした。そういう考え方があるため、やたらに増えて困るという反対の方たちもいるのでエサをやることはなかなか難しいよね、という話でした。妊娠したメスを手術するのはかわいそう?と言ったって、では生まれた子猫を捨ててくるのはかわいそうではないのでしょうか?とその矛盾を言ったら、その方もそうなんだけど、その理屈が分からない人間が多いのだと嘆いていました。ここはTNRの必要性、捨ててくるのは愛護法違反にもなることを啓発啓蒙、広めていかなければなりません、そこをどうすれば良いのかまた一つ課題が増えました。ノラたちの不妊化手術だけやれば良い、エサやりさんを確保すれば良い、というだけでは済まされない、大きな課題です。この課題は私たちのような個人の小さなボランティアの集まりだけでは解決できません、時間はかかっても作戦を練って一歩ずつやっていくしかないと思いました。

2月の画像ですが、すっかり元気になんた信濃君(信ちゃん)です。がりがりに痩せて猫風邪がひどかったのですがメンバーの家で保護してもらい回復しました。明日の県の保健所の譲渡会に出す予定とのこと、そちらで会えるかもしれません、ぜひお声をかけてください。

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長野県長野保健福祉事務所 長野市中御所岡田町、にある県の保健所10時半から12時まで地下犬舎にて行われます。どうぞよろしくお願いします。



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譲渡会の結果報告 [譲渡会]

更新が遅れていて申し訳ありませんでした。またしても具合が悪いのではというご心配までいただいて恐縮です。(^-^;

この2週間さぼっていたわけではなく、いろいろ細かい動きとか大きな出来事とかもあってどこからまとめて良いやら悩んでいるうちにあっという間の2週間でした。皆さまの所へ訪問して記事を拝見するのがやっとでした。正直年齢の事も有り、以前のようにてきぱきとまとめられなくなっていますこともあります。昨年からの譲渡契約書の整理、トライアル先への連絡、新たな活動に向けての計画書、新年度となる更新手続き、まぁもろもろややこしい相談事等々、今日こそ記事アップせねばと思いつつも一向にはかどらず、冗談抜きで限界を感じています。

誰かぁ~~~変わってぇ~~~と言いたいですが、ちょっと無理みたいで(笑)無報酬とは言え仕事となってしまった事どうやってまとめていくがが課題となってきました。
まぁ、そうは言っても、この活動に終わりはなく、どんどんと広がる一方なので覚悟を決めてやるしかないようです。

3月24日の譲渡会はとんでもなく忙しくまたしても写真取れませんでした。準備中に撮った全体の感じのみですが掲載します。

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お気づきの方もおられるように机をコの字型に並べました。内側が空きすぎたので次回は寄せて通路側を広くします。いつもはただ2つを並べて置いていたのですが、どうも狭い、ケージを置くのが大変との言う事もあって、メンバーの提案を採用しました。これだと希望者さんと対面式で話せますので確実です。また写真を撮るのにも一周すれば全部とれるので楽です。(なのにも関わらず、撮り忘れるとはショックでした)

来場者は36組61名の方が来てくださいました。皆さま足をお運びくださいましてありがとうございました。ケーブルテレビのニュースの取材の時もしゃべったのですが、毎回来てくださる方の意識が高くなって、保護猫を家族に迎えよう、子猫でなくても大人猫でも良い、多少のハンデは関係ないよ、一匹でも幸せにしたいから、という方が増えてきています。
みなもとは野良猫、またはその子たちが産んだ仔猫、なんらかの理由で保護された子たちです。けがや病気の子もいます。できるだけ治療して、人なれをさせ、きれいな状態にして譲渡会に参加しています。保護した一般の方、引き取ってくれた一時預かりさん、ほかの団体の皆さんもみなそれぞれその命を何とか幸せにしたいという思いから頑張ってお世話してくれています。

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うにちゃんは前回の譲渡会(1月)でこちらの会で引き取りました。カリシウイルスに侵されていてミルクしか飲めなく成長が遅かった子ですが、検査と治療に大変な費用と時間をかけて回復見違えるようになって、この度めでたく希望者さんが現れました。今トライアル中です。このまま正式に譲渡となればメンバー一同心から嬉しく思います。頑張れうにちゃん!と思わず応援したくなります。
また、後ろ脚を骨折していたみきゃんちゃんは・・・・
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希望者さんにつながりませんでしたので、先日別の一時預かりさんにお願いしました。こちら肉球クラブの協力者の方にバトンタッチ、次の譲渡会までお世話をお願いしました。順調になじんできたようです。後ろ足をかばって歩いてはいますがほぼ回復しているとのこと、完全につながる日も近いかもしれません。

今回はいろいろと改善しました。細かいことではありますが、最近増えた小さいお子さんへの対応、注意書きのパウチも用意して、猫を刺激しないようにお願いするようにしました。
譲渡会場は猫も人もたくさん集まります。エントリーしている子たちにはストレスも考えられますので、なるべく静かに見ていただき、お世話している者と直接お話しされてくださいというように勧めています。

またワクチンの済んでいない仔猫などを抱っこした場合を想定して、今までも手の消毒もお願いしていますがいつも皆さんなかなかそこまでやっていないようですので、すべての机の上に一本ずつ置いて、振れたら手の消毒をお願いするようにしました。

細かいことではありますが、脱走防止のためキャリーバッグごと包むネットや救急箱、注意事項のパウチなど皆まとめて一か所に置いてありますので必要な方はご利用ください。

迷子だったみやちゃんにも希望者さんが現れて、トライアルに入りました。保護してくださったHさんもご検討いただいていましたが、転勤の事を考えて断念されました。非常に残念なことで、この決断は苦渋となりました。みやちゃんのためにも仕方ないとあきらめてくださいました。Hさんいろいろとありがとうございました。

他に多頭飼いのお宅の子2匹が決まりました。合計7匹に希望者さんが現れてトライアルに入りました。ありがとうございます。(#^.^#)

新しい年度もTNRや譲渡会、また多方面において相談者されてくる方の困りごとに真摯に向き合って解決策を探っていきたいと思っています。
年齢の事を冒頭で書きましたが、そういう状況でもまだまだ頑張るつもりではいますのでよろしくお願いします。m(__)m


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