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市保健所の殺処分率が全国最少となりました\(^▽^)/ [ボランティア]

昨日の信濃毎日新聞の記事によりますと2012年度に収容した犬や猫のいわゆる殺処分率は9・25%で全国の政令指定都市、中核市計107の中で最も低かったという数字が発表されました。 新聞にはボランティアの協力を経て飼い主に変換または新たな譲渡先に引き渡した率は88.77%に上ると書いてありました。2004年までは殺処分率が70%を超えていたという事ですからこれは快挙です。 保護してから一週間という引き取りの期間の全面撤廃をして私たちのような個人のボランティアの協力のもと地道な努力を続けた結果という事も書いてありました。さらに「猫の殺処分も減る傾向にあり、飼育や譲渡のために奔走しているボランティアの存在が大きい」とも書いてあります。 しかしながら県内全体を見るとまだまだすべての市町村にこのことが当てはまっているわけではないという事なので、たくさんのボランティアさんの力をお借りして県全体にもこの殺処分0を目指していけたらいいなと思います。そしてやればできる全国の皆さんにもこの輪を広げていけたらうれしいと思います。 さてさて、昨日はテレビ信州のチャンネル4という番組でも私たちのことを取り上げてもらいました。1時間の特番です。番組全体はやはりボランティアさんたちの力が大きいという事を中心にまとめてありました。 日頃人知れず地道に頑張っているみなさんの苦労が報われたのではないでしょうか。 番組の冒頭に出てきたしまこちゃんは今「こちら肉球クラブ」の一時預かりSさんのお宅に収容されています。 しまこちゃん.jpg しまこちゃん2.jpg しまこちゃん3.jpeg 3段ケージに移って快適に暮らしています。いつでもおなかいっぱい食べれて暖かいお部屋で、きっと優しいSさんにも見守られて、徐々になついてくれると思います。 里親募集中ですのでお問い合わせください。 番組でも言っていましたが、相当な怖がりサン警戒心が強い子です。収容先でも一週間たちましたがまだまだシャー!が抜けないようですよ。 じっくり、おうちの中や人間や、先住ちゃんたちにもなついて新しい家族のもとへ行けますように願っています。エサやりのおばさんは(*^-^) vもちろん私たちのメンバーさんのMさんです。仮の名前で出てましたが。 毎日3時になると雨の日も風の日も雪の日も餌をあげに行っています。 大変です。ご苦労様Mさん! しまこちゃん近況という記事に最新情報が掲載中です。 とりあえず掲載させていただきますがまた後日新しい記事にも掲載します。 他にも番組で紹介した〇〇荘の猫たちも今回の譲渡会でトライアルが決まりました。 めろんちゃんとてんちゃんです。いったんシェルターに引き取ってから譲渡会にエントリーしました。 高齢のおばあちゃんが面倒を見ていてその方が病院へ入院されてしまったという事からお世話が始まりました。「愛らぶキャット、里親会長野」と「こちら肉球クラブ」のメンバーも餌やりやお掃除に毎日行ってお手伝いをしてきました。そこの大家さんも親切で協力的だったこともあり逃げ出して交通事故にあったり病気で自然に死んでしまった子意外は無事に保護できました。すでに里親さんのところへ行ってる子もいます。 施設で暮らす80歳代の元飼い主さんは毎日あの子たちのことを考えない日はないと言ってましたね。 ですが最近はこういう例が非常に増えてきていて、高齢だからこそ10匹20匹と世話をしているが自分が倒れた後のことはまるで考えていないという事が多いのです。倒れてみて初めて猫たちが・・・・・・となってしまいます。去年から今年にかけてそういう相談も実際に何件かありました。 高齢者の方のたくさんの猫たちをどうしたらいいのか、ミーティングでも取り上げられましたが、私たちにとっても今後の課題です。 0050.jpg みけばぁちゃんは残っています。昨日さっそく会ってみたいという方から問い合わせがありました。 大人し目で抱っこもできますよ~ それから尊敬するハッピーテールさん、テレビ信州さんでは16年前にも代表の活動を追った番組を作っていました。20年以上の実績がある方です。 私なんかまだまだ何もはじめていない時から心を痛めて活動をされていたという事がよくわかりました。 毎週木曜日はあの現場に行ってきちんとお手伝いをされています。収容を依頼にきたかたには必ず説得もしているようです。地道でひたむきな事に頭が下がります。 ハッピーテールさん頑張れ~(^-^)//""パチパチと心から応援しています。 こうして一人で、あるいは仲間でボランティアとして保健所に協力するかたはたくさんいます。 番組内で紹介しきれなかった市内外の多くのボランティアさん、かつては行政と喧嘩したり背中を向けていたり、手をこまねいていたことも多々あったと思います。実際私もそうでした。 統計では2004年以降徐々にこれが逆転し協力体制のもと力が処分ではなく生かすほうへ集結していったようです。税金も処分のために使うのではなく、啓発啓蒙活動や助成金などへ移行していったこと、職員の皆さんも一緒に命を助けたいと手を差し伸べたこと一つ一つが功を奏したのだと思います。 最後に、地域猫として南千歳のある公園内で皆さんから面倒を見てもらっている猫たちがいます。 その一匹が(横腹にハート模様のある子)が1月の初めから行方不明となっています。みんなで心配しています。連れて帰り飼っているという事でしたらそれはそれで安心な事なのでお申し出ください。みなさん喜びます。またどこかへ連れ去られたという事でしたら、どうぞ情報をお寄せください。
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